当記事ではほったらかしで資産運用ができるロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)について解説しています。
最近、有名なブロガーの「てっぺ」さんの記事とツイートが話題になっています。
ブログを書きました。
ブロガーの間でウェルスナビが持ち上げられすぎていて気持ち悪かったので、
個人的に思うことを綴ってみました (=゚ω゚)ノウェルスナビ (WealthNavi) の過剰評価に要注意https://t.co/xaNprL0Ren
— てっぺ (@teppesmn) September 22, 2018
“ブロガー・アフィリエイターが異常に勧めている以上、それなりの裏事情があるということです。” / “ウェルスナビ (WealthNavi) の過剰評価に要注意” https://t.co/Y6aWhUKENf
— FPウェブシュフ中川勉事務所 (@web_shufu) September 23, 2018
内容はウェルスナビは年1%と資産運用の商品としては高い手数料を取っているが、アフィリエイト報酬が高いのでブロガー・アフィリエイターがこぞって宣伝しすぎているんじゃないか?というご指摘です。
とても面白い記事で素晴らしい意見だと思いますので、興味があればぜひお読みください。
シロガネもウェルスナビを使っていてブログでもおすすめしているので、この「ウェルスナビ持ち上げられすぎ問題」について自分の考えを紹介していきますね。
ウェルスナビの手数料は高い?
先に注意しておきたいのが、てっぺさん自身もウェルスナビが情弱向けの全くダメな商品とは言っていません。
ウェルスナビは自動でETFを売買して運用をしてくれる分、直接投資をするよりも高い手数料が取られてしまい、結果的に利回りが悪くなってしまう可能性がある。そしてそれをブロガー・アフィリエイターはあまり宣伝しない。といった感じで言われています。
例えば、ウェルスナビが投資をする米国株ETFの「VTI」に投資する方法は3つほどあります。
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ウェルスナビをつかうのが最も手軽ですが、手数料はとても高くなります。
投資信託である「楽天・全米株式インデックスファンド」を使うと100円からでも投資をができて手数料もウェルスナビよりも安くなります。
直接VTIに投資をすると為替取引や米国株式口座を作るなどやや手間はかかりますが手数料は最も安く抑えることができます。
VTIに投資ができる方法が他にもあるのにウェルスナビだけを優れた商品として勧めるのは確かに説明不足なところもあるかもしれませんね。
関連記事:米国株VTIに投資するおすすめの方法は?|ETF・楽天VTI・WealthNaviを比較してみた
ウェルスナビは怪しい?
ブロガー・アフィリエイターが過剰に勧めているウェルスナビは怪しい印象を持たれる人もいるかもしれません。
しかし、個人的にはウェルスナビは非常に分かりやすくむしろ従来の金融商品の不明瞭なところを改善してくれている商品だと思います。
手数料は確かに投資信託やETFへの直接買い付けをするよりも高いですが、きちんと当初かかる手数料をサイトで明示しています。
資産運用の初心者はウェルスナビをどう使うべき?
個人的にはウェルスナビは資産運用をまったくやったことがない初心者の人が使うには最適な商品だと考えています。
先日は私の友人がはじめて資産運用をやるときにウェルスナビを使っていましたが、あまり知識がなくてもある程度の運用がお任せでできる点は従来の商品に比べて優れていると思います。
ただし、ウェルスナビのデメリットとして
- 運用額が増えてくると手数料負担が大きい
- 自分でポートフォリオを組めない
といったこともあります。
資産運用の経験が増えてくると、ウェルスナビよりも手数料が低く自分で選んだ商品でポートフォリオを組みたくなる人が増えてくるでしょう。
そうした人はウェルスナビに固執するのではなく、ウェルスナビの運用額を減らして違う商品を使うことになります。
つまり、ウェルスナビは資産運用の練習やお試しで使って慣れてきたら自分なりに商品選びをしていくのが賢い使い方ではないかと思います。
私もウェルスナビの運用をしておりますが、凄く良い内容の記事でした。
1年運用した結果、ロボアドバイザーは投資の勉強として運用するのが良いかなと感じています。
・複数の銘柄の値動きが分かるため、それを確認して購入銘柄を考える
・一部銘柄を自分で買い足すというイメージですね。 https://t.co/mPPjnURLHa
— Ryota@パラレルワーカー(パラレルロード) (@Blue_Rat_Web) September 23, 2018
なるほどですね。
ウェルスナビを使いつつ、
・運用の感覚
・自分のリスク許容度
・ポートフォリオの作り方
・好きな銘柄
・積立投資の習慣
を身につけてその後は個別銘柄やほかの運用商品にチャレンジするのはとても良い考え方ですね。
初心者がいきなり個別株や海外投資ってのも難しいですし。 https://t.co/416KmY4u46— シロガネ@外資IT企業セールス&投資系YouTuber(金融資産1,500万円) (@shirogane06) September 24, 2018
資産運用について知識がない初心者が銀行や証券会社に行ったら平気で年2~3%の手数料の投資信託を勧められますからねw
関連記事:【投資失敗談】わたしが初めて投資信託をみずほ銀行で購入した話
関連記事:銀行で投資信託を買う顧客の50%が含み損。証券会社で買うと70%が儲かっているらしいです
「資産運用したいけど失敗したくない!」
「けど証券会社の口座を作ったり自分で商品を選んだりするのは面倒!」
こういったニーズが日本ではかなり多いと思うのでウェルスナビはおすすめですね。
ロボアドバイザーではウェルスナビの他にもTHEO(テオ)や楽天ラップ、マネラップ( MSV LIFE) もありますが個人的にはウェルスナビとテオがおすすめですね。
ロボアドバイザーを使って資産運用をはじめたい人は下記の記事をどうぞ!
関連記事:おすすめのロボアドバイザーを徹底比較!|結局どれを選ぶべき?【2018年9月2週運用中】