当記事では「WealthNavi(ウェルスナビ))」・「WealthNavi for SBI証券」・「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」の違いとお得な選び方について解説しています。
「ウェルスナビってSBI証券で始められるの?」
「ウェルスナビの直接販売とSBI証券経由って何が違うの?どっちで始めるのがいいの?」
こういった疑問について分かりやすく解説していきますね。
ウェルスナビはAIが資産運用を自動でやってくれるサービスです。
当記事の執筆者のシロガネもウェルスナビを使っていますが、2か月で5000円ほどの利益が出ています。
ほったらかしでプロの資産運用ができるため非常に人気で、先日預かり資産が4000億円を突破した国内No.1のロボアドバイザーです。
人気のウェルスナビで始めようと調べてみると、SBI証券とSBI住信ネット銀行と提携していることが分かります。
ですので、ウェルスナビをはじめるときは
- ウェルスナビの公式サイトから始めるべきか?
- SBI証券経由で始めるべきか?
- 住信SBIネット銀行経由で始めるべきか?
と3つの中から選ぶ必要があるんですね。
ユーザーとしては、「結局どれを選んだらいいの?」と悩んでしまうでしょう。
当記事ではそうしたお悩みを解消するために、それぞれの違いとあなたに合ったウェルスナビの始め方を丁寧に解説していきます!
この記事を読むと分かること |
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WealthNavi(ウェルスナビ)とSBIの違いを解説

ウェルスナビで資産運用を始めたいけど、SBI証券や住信SBIネット銀行からでも始められるからどれを選んでいいのかよく分からない…

ウェルスナビは色々な金融機関と提携しているから混乱しちゃうよね。
基本的にはどれを選んでも運用成績や手数料は変わらないから安心してね!
まず押さえておきたいのが、「公式ウェルスナビ」・「WealthNavi for SBI証券」・「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」のどれを選んでも運用内容は変わりません。
つまり、「公式ウェルスナビを選んだ方がSBI証券経由よりも利回りが高くなる!」なんてことはないので安心してくださいね!

じゃあ何でいろんなところと提携してるの?

ウェルスナビを始めるときの窓口が増えると便利だし、それぞれ独自の提携サービスやキャンペーンを受けれるメリットもあるんだ!
ウェルスナビとSBIの運用内容に違いはありませんが、細かいところで差があります。
それぞれの特徴を図にまとめましたのでどうぞ!
公式WealthNavi(ウェルスナビ) |
WealthNavi for SBI証券 | WealthNavi for 住信SBIネット銀行 | |
手数料 | 3000万円までは年1%
3000万円を超える部分は年0.5% |
3000万円までは年1%
3000万円を超える部分は年0.5% |
3000万円までは年1%
3000万円を超える部分は年0.5% |
手数料の長期割 | 〇 | × | × |
最低投資額 | 10万円 | 30万円 | 30万円 |
投資対象 | 海外ETF | 海外ETF | 海外ETF |
自動積み立て | 〇 | 〇 | 〇 |
入出金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
マメタス(おつり投資サービス) | 〇 | 〇 | 〇 |
手数料キャッシュバックキャンペーン | 〇 | 〇 | 〇 |
ATM・振込手数料優遇サービス | × | × | 〇 |
NISA・つみたてNISA | × | × | × |
WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料|公式のみ長期割が使える
ウェルスナビは運用しているお金の額に対して年間1%(税別)の手数料がかかります。
100万円を運用していたら年間1万円(+税)が取られるんですね。
この年率1%の手数料はウェルスナビ公式でもSBI証券経由・住信SBIネット銀行経由でも変わりません。
しかし、ウェルスナビ公式のみ手数料を安くできる「長期割」のサービスが使えます。
長期割はウェルスナビを継続した期間と運用金額に応じて6か月ごとに手数料が割引されるものです。
ウェルスナビ公式の長期割プログラム |
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手数料の0.1%の違いって大したこと無いじゃん?

そんなことないよ!
何十年と運用を続けると0.1%の手数料の差は大きなものになるんだ。
運用額が1000万円・2000万円と大きくなると手数料の0.1%の差は無視できないものになります。
1000万円の0.1%は1万円ですが、それを20年間払い続けると20万円です。普通にサラリーマンの手取りくらいの額になるんですね。
ウェルスナビ公式・SBI証券経由・住信SBIネット銀行経由のどれを使っても運用商品は同じなので手数料が安い方が確実に高いリターンを受け取ることができます。
ですので、基本的には公式ウェルスナビを使って「長期割」を利用するのが良いでしょう。
関連記事:ウェルスナビ の長期割って本当にお得なの?メリット・デメリットを解説
最低投資額を比較|公式は10万円から。SBIは30万円から
ウェルスナビは運用を始めるときに一定額の入金をしないといけません。これを「最低投資額」といいますね。
資産運用は運用元本が少ないとあまり効果がなく、ロボアドバイザーのメリットである分散投資ができないので最低投資額が設定されています。
ただ、投資家としては少ない金額から運用を始められる方がメリットがあるでしょう。シロガネもロボアドバイザーを使ったことがないときは10万円でも投資するのが怖かったですw
最低投資額はウェルスナビ公式・WealthNavi for SBI証券・WealthNavi for 住信SBIネット銀行それぞれ違います。
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2017年ごろはウェルスナビ公式の最低投資額は30万円でしたが、より投資のハードルを下げるために引き下げられました。
資産運用の初心者で大きな金額をいきなり投資するのが怖い人は公式ウェルスナビからはじめるのがいいでしょう。
WealthNavi(ウェルスナビ)とSBIのキャンペーン
ウェルスナビは定期的にキャンペーンを開催しています。キャンペーン期間中に運用を始めると手数料の一部がキャッシュバックされたりするのでお得に資産運用を開始したい人はぜひ利用したいものですね。
キャンペーンの内容は随時変更されるので公式サイトをチェックしましょう。
2018年8月現在のキャンペーン情報 |
*すべて2018年8月現在の情報です |
WealthNavi for 住信ネット銀行はATM&振込手数料の無料回数が増える
WealthNavi for 住信SBIネット銀行を使うとATMと振込手数料の無料回数を増やすことができます。
住信SBIネット銀行には「スマートプログラム」と呼ばれるランク制度があり、ランクが高くなると優遇サービスを受けることができます。
WealthNavi for 住信SBIネット銀行のスマートプログラム詳細 |
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ランク3だとATM手数料と他行への振込手数料が月7回まで無料なので、日ごろから住信SBIネット銀行をよく使う人には嬉しい特典ですね。
WealthNavi for SBI証券なら資産管理が簡単!
WealthNavi for SBI証券を使うとWealthNavi以外の金融資産の管理が1つの画面でできます。
シロガネはウェルスナビ公式を使っていますが、SBI証券で投資している他の投資信託とは別の管理画面なので資産の確認がやや面倒だと感じています。
普段からSBI証券で資産運用をしている人は管理が1つの画面でできるWealthNavi for SBI証券を使うといいでしょう。
WealthNaviとSBIの共通点|NISAの利用はすべて不可

ウェルスナビ公式・WealthNavi for SBI証券・WealthNavi for 住信SBIネット銀行の共通点も紹介するね!

お願いします!
WealthNaviとSBI提携サービスの共通点も紹介していきますね。
WealthNaviとSBI提携サービスの共通点 |
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ウェルスナビは運用中に売買を繰り返してリバランスをしてくれるのでNISA・つみたてNISAの利用はできません。
また同時に個人型確定拠出年金の「イデコ」も使えないため注意しましょう。
ウェルスナビの提携サービスの変更はできる?
ウェルスナビの提携サービスから無印ウェルスナビに変更をしたい場合には一度口座を解約してまた口座申し込みをする必要があります。
詳しくは「ウェルスナビの提携サービスを変更する方法は?資産運用におすすめなのはどれ?」で解説しているので合わせてお読みください。

WealthNavi(ウェルスナビ)とSBIの違いまとめ
ウェルスナビ公式とWealthNavi for SBI銀行・WealthNavi for 住信SBIネット銀行の違いについて解説してきました!
それぞれメリットがありますが、基本的にはWealthNavi(ウェルスナビ)から始めれば問題ないと思いますよ!
しかし、
- SBI証券で他の金融商品を運用していて管理を簡単にしたい
- 住信SBIネット銀行を普段からよく使う
といった人はそれぞれの提携サービスを利用するといいでしょう。
シロガネはウェルスナビ公式で運用をして2か月で資産を5,000円程度増やしています。
是非あなたもほったらかしで不労所得を作ってくださいね。