
米国株に分散投資をしたいんだけど、おすすめの方法ってある?

分かりやすく解説するね!
AmazonやApple、Microsoftといったアメリカ企業への投資が人気です。世界中を見渡してもアメリカ以上に安定的な経済成長を見込める国は少ないからでしょう。
当記事では米国株式市場に分散投資ができるVTF(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)について、おすすめの投資の方法を解説していきます。
具体的には、
- 直接VTIに投資する方法(海外ETFの購入)
- 楽天・全米株式インデックスファンドへの投資(投資信託の購入)
- WealthNavi(ウェルスナビ)への投資(ロボアドバイザーを利用する)
の3つの方法のメリット・デメリットについて解説して、あなたにぴったりの投資法をお伝えしたいと思います。
「アメリカの有力な企業へ投資をしてお金を増やしたい!」とお考えの方は是非最後までお読みくださいね!
VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)とは?
気軽にアメリカの有名企業に投資ができる!
当記事で紹介するVTIとは米国上場企業に分散投資を目指すETFのことです。

ETFってなんのこと?

いろいろな会社の株や債券を1つにまとめてパッケージにして投資ができるようにしたものだよ!
初期費用が少なく、分散投資ができるのが魅力なんだ。
ETFとは「上場投資信託」と言われる複数の企業の株や債券を1つにまとめて投資ができるようにした金融商品のことです。
いろいろな会社の株などをパッケージにした点では投資信託と同じですが、投資信託と違って株式市場に上場しているので株式投資と同じようにリアルタイムで売買ができるんですね。
数あるETFの中でも「バンガード社」のシリーズは運用中にかかる手数料が非常に安く、投資家にも人気の商品です。
そのバンガード社が作った「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」は米国の上場企業3000社以上に1つのETFで分散投資ができるため、アメリカ経済の成長の恩恵を受けることができるんですね。
下記のリストはVTIの組み入れ銘柄の上位10社です。
AppleやMicrosoft・Amazon・Facebookといったグローバル企業が並んでいます。
これからも成長していくと思うAppleやAmazonといった企業に投資がしたくても、1株投資するのに少なくとも30~50万円以上は必要なんですね。
しかし、VTIを買えば数万円からという小額でAppleやMicrosoftといった米国企業の株に投資ができるので、一般の投資家も気軽に投資ができます。
VTIの利回りは10年間で9.74%
リーマンショックのような暴落があって一時的に株価が低迷してもアメリカ経済は堅調に伸びていますね。
VTIも同じように10年間安定して高い利回り実績で運用ができています。
下記はVTIの過去の利回り実績ですが、10年間で9.74%と非常に高い伸び率なのが分かります。

ずっと成長し続けているのは安心できるね
個別の株式に投資するよりも安定的に資産を増やせるため、決算書を読んだりチャートを毎日見ることができない忙しい人はVTIに投資するといいでしょう。
VTIは圧倒的な低コストETF
資産運用をするときに大切なのは、運用中にかかるコスト(手数料)をいかに安く抑えるかです。
コストが高いほど私たちが受け取る利益が少なくなるから当然ですね。
VTIは運用中にかかるコスト(経費率)が年0.04%と圧倒的に安いのが特徴です。
日本の証券会社は自社が儲けるために投資信託の手数料が年3%くらいする商品を販売していますが、VTIは比較にならないほど低コストで運用ができます。

でもコストがかかるほど儲かるんじゃないの?

実はそんなことないんだ。
むしろ資産運用は誰がやっても市場の平均値を上回るのが難しいから、なるべくコストを抑えて市場の平均と同じように儲かるような運用をするのがベストなんだよ
VTIに投資するベストな方法は?|直接ETFの買付・投資信託・ロボアドバイザーを比較

VTIが良いことは分かったけど、どうやって投資したらいいの?

いくつか方法があるから、自分にぴったりのやり方を見つけてね!
VTIに投資する方法は3つあります。
- 直接VTIに投資する方法(海外ETFの購入)
- 楽天・全米株式インデックスファンドへの投資(投資信託の購入)
- WealthNavi(ウェルスナビ)への投資(ロボアドバイザーを利用する)
3つの方法それぞれにメリットとデメリットがあるので解説してきますね!
直接VTIに投資する|海外ETFの買付は難易度高め?
まずは直接VTIを買って投資する方法です。
SBI証券 などの証券会社で海外の取引口座を開設して買い付けるやり方ですね。
直接ETFを買い付ける方法は、運用中にかかるコストが最も安く(年0.04%)売買のタイミングも自由に決めることができる点がメリットでしょう。

ETFは株式と同じで、買いたいときにすぐ買って売りたいときにすぐ売れる!そういった手軽さは魅力的だね
もちろん株式と同じように分配金も受け取ることができます。
VTIを持っているだけで定期的に現金が入ってくるのでキャッシュフローが安定しやすいのもメリットですね。
しかし直接VTIに投資するときにはデメリットもあります。
- 売買手数料が発生する
- 分配金を受け取るたびに税金がかかる
- 分配金の再投資を手動でやる必要がある
ETFは株式と同じなので売買するときに手数料がかかります。
SBI証券 では約定額の0.45%が手数料として引かれるので、小額で何回も買ったり売ったりをすると手数料が多くかかってしまいます。しかもVTIを売買するたびに円とドルの為替手数料も発生するんですね。
こんな人は直接VTIに投資するのがおすすめ! |
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楽天・全米株式インデックスファンドへ投資する|100円から買える初心者向き!
「楽天・全米株式インデックスファンド」という投資信託を買うことでVTIに投資することができます。
仕組みとしては、「楽天・全米株式インデックスマザーファンド」という団体にお金を預けてVTIに投資をしてもらう感じですね。
直接VTIを買い付けるのと違って中間業者を挟むため運用中のコストは少し高くなり年間0.1696%になります。
また、投資信託はETFと違って上場していないので売買のタイミングが注文を出してから3営業日ほど必要になるのですぐに買ったり売ったりができないのがデメリットでしょう。
しかし、楽天・全米株式インデックスファンドへの投資をすることのメリットは大きいと思います。
- 買付手数料がかからない
- 100円からの小額からでも投資ができる
- 分配金の再投資が自動でできる
楽天・全米株式インデックスファンドは買付手数料がかからないノーロードと呼ばれる投資信託です。しかも投資信託は100円からでも投資ができるので、余裕資金があまりない人でも気軽に投資ができる点が魅力ですね。
また、直接VTIを買い付けるデメリットだった分配金の再投資についても、自動でやってくれるので手間をかけずに資産を雪だるま式に増やすことができます。
ちなみにシロガネも楽天・全米株式インデックスファンドへ投資をしているので、興味がある方はこちらの記事もお読みください。

ちょっとだけ運用中のコストがかかるけど小額から気軽に投資ができるのがメリットだね
こんな人は楽天・全米株式インデックスファンドに投資するのがおすすめ! |
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ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)へ投資する|完全ほったらかしでOK!
最後の方法はロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)に投資をするやり方です。
WealthNavi(ウェルスナビ)は入金すると自動的に6つのETFに分散投資をして最適な資産運用をしてくれるサービスですが、投資するETFの中にはVTIも含まれています。
「いくらアメリカ経済の成長に期待ができるといっても1つの国だけに資産を集中させるのは不安。けど自分で分散投資をやるのは面倒」という方はWealthNavi(ウェルスナビ)を使うことで完全にほったらかしでVTIを含む世界中の金融商品に分散投資ができます。

完全にお任せでやってくれるのはいいなぁ
シロガネもWealthNavi(ウェルスナビ)で運用をしていますが、ほとんど何もせずに投資やリバランス(運用中に投資する資産の配分を調整してくれること)をやってくれるのでもの凄く楽ちんです!
WealthNavi(ウェルスナビ)でリスク許容度を診断する方法は「【画像付き】WealthNavi(ウェルスナビ)の無料診断でリスク許容度を確認する方法」で詳しく解説しています。
無料で診断ができるので取りあえず試してみるのがおすすめですよ!
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こんな人はWealthNavi(ウェルスナビ)に投資するのがおすすめ! |
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VTIに投資するおすすめの方法まとめ

VTIに投資する方法が分かったよ!

さっそくやってみようね!
VTIに投資する方法を資産運用経験のレベルで分けるとこんな感じです。
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あくまでシロガネの主観だから、あまり気にしなくても大丈夫だよ!

君は全部やっているもんね
シロガネはすべての方法を実践していますが、どれもメリット・デメリットがあると感じています。
なので実際に試してみて、「これが自分に合っているな」と思った方法を続けるのが1番だと思います。
だって銀行預金をしてもお金はほとんど増えないですが、VTIに投資すれば5%~9%で資産が増えていくんです!
何もしないでお金を眠らせているくらいなら、すぐにSBI証券
で口座開設して投資するか、WealthNavi(ウェルスナビ)を始めるかした方が絶対に将来のためになるでしょう。
日本がこれから大成長して銀行預金の金利がバブル期のように爆上げすると予想するなら話は別ですが、そうは思えないならすぐにVTIに投資をするべきです!
それではさっそくVTIに投資をはじめてくださいね!
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