当記事では2019年のつみたてNISAの口座におすすめの金融機関を比較・解説しています。

つみたてNISAを始めたいけどどの証券会社でやればいいのかな?

つみたてNISAで大事なポイントを比較しておすすめの証券会社を紹介するね!
運用益が全額非課税になるつみたてNISAは資産運用で必要不可欠なものです。
しかし、つみたてNISAができる証券会社はたくさんあってどの口座を作ればお得なのかが分かりにくいですよね。
ですので当記事では2019年度のつみたてNISA口座におすすめの金融機関を紹介していきます。
【断言】つみたてNISAは銀行窓口よりネット証券を使うべき
大前提としてつみたてNISAはネット証券の中から選びましょう。反対にメガバンクなどの銀行窓口で口座開設をして運用をするメリットはほとんどないので避けるようにしてください。
銀行窓口で投資信託を買う場合のデメリットは下記の通りです。
- 投資信託の商品ラインナップが少ない
- 口座開設に時間がかかる
- つみたてNISAの口座開設と一緒に余計な商品の売り込みをされる
つみたてNISAは非課税の対象になる投資信託が国から決められているので銀行窓口でおかしな商品を売りつけられることはありません。
しかし、「つみたてNISAと一緒に定期預金や外貨預金をどうぞ!」といった具合に余計な商品を売りつけられる可能性があるんですね。
つみたてNISAの口座を開設するなら商品のラインナップが豊富で口座開設も簡単にできるネット証券を選ぶようにしてください。
関連記事:銀行で投資信託を買う顧客の50%が含み損。証券会社で買うと70%が儲かっているらしいです
関連記事:【投資失敗談】わたしが初めて投資信託をみずほ銀行で購入した話
つみたてNISAでおすすめのネット証券は?

それじゃあつみたてNISAにおすすめのネット証券を紹介していくね!

お願いします!
1番のおすすめは楽天証券!
つみたてNISAにおすすめのポイント
- 投資信託を保有していると楽天スーパーポイントがもらえる
- 楽天スーパーポイントでつみたてNISAの投資ができる
- 楽天カード でのつみたてNISA引き落としで1%のポイント還元
- 新規のつみたてNISA口座開設で2,000円分のポイントがもらえるチャンスがある
- つみたてNISAの商品ラインナップも業界最高レベル
楽天証券 は楽天スーパーポイントでつみたてNISA口座に投資をすることができます。
更に、2018年10月28日から楽天カード でつみたてNISAの引き落としが可能になり、積立額の1%が楽天スーパーポイントとして還元されます。
楽天カードの申し込みが必須ですが他の証券会社に比べて非常にお得なサービスですね。
関連記事:楽天スーパーポイントで楽天証券の投資信託に投資ができる!おすすめ銘柄・メリット・買い方をまとめました
関連記事:【10月28日から!】楽天カードの投信積立決済でポイントが貯まる!
楽天証券はもともと「楽天・全米株式インデックスファンド」や「eMAXIS Slimシリーズ」でつみたてNISAができたので有力なネット証券でしたが、楽天スーパーポイントをもらえるチャンスが広がったので頭一つ抜きん出ている印象があります。
関連記事:楽天・全米株式インデックスファンドの運用実績は+36,950。利回り7.25%でした【2018年10月1週】
関連記事:【高評価】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を楽天証券で積立開始!|楽天カード決済でポイントがもらえる

ネット証券にこだわりがないなら楽天証券を選んでおけばOKだよ!

メモメモ
SBI証券は豊富な商品ラインナップが魅力!
ネット証券最大手のSBI証券 もつみたてNISAでは有力ですね。
商品のラインナップが136本と業界で最も多くの投資信託を取りそろえています。
SBI証券はつみたてNISAの買付を月に複数回や2か月に1回など柔軟に設定でき、NISA枠ぎりぎりで注文が出せるサービスがあるので収入が不定期だったりするフリーランスの人に特におすすめですね。
関連記事:【つみたてNISA】SBI証券でおすすめの投資信託を7本厳選|初心者さんはこれだけでOK!
個人的には海外ETFへの投資はSBI証券が最も低コストで商品ラインナップも優れているため、つみたてNISA以外の投資を考えている人はSBI証券 を使ってもいいと思います。
関連記事:【超保存版】SBI証券で海外ETFの買い方まとめ|イチバン得する手順も紹介!
ただSBI証券を3年以上使って感じるデメリットとしては、
- 操作画面が分かりにくい
- SBIポイントが貯まりにくく使用用途がほとんど無い
といったものがあります。
ですのでSBI証券は資産運用をやったことのない初心者にはやや使いにくいネット証券と言えますね。
マネックス証券はロボアドバイザーが利用できる
マネックス証券 はeMAXIS Slimシリーズをはじめとする低コストの投資信託の品揃えが充実しています。
更にマネックス証券独自のサービスである「MONEX VISION β」と連携して金融工学に基づいたポートフォリオの分析とアドバイスが受けることができるのが大きなメリットです。
MONEX VISION βは「アドバイス型」のロボアドバイザーで目標とする資産状況を達成するためのポートフォリオを分析して推奨される投資商品を提案してくれるサービスです。
あくまでアドバイスだけなので実際に買付設定をする必要はありますが「どの投資信託をつみたてNISAで買えばいいのか分からない」という初心者の人には嬉しい機能ですね。
MONEX VISION βの優れた点はマネックス証券以外の金融機関で保有している商品も含めたポートフォリオの分析・アドバイスをしてくれるので既に金融商品を保有している人でも気軽に使えることでしょう。
「MONEX VISION β」は「アドバイス型」のロボアドバイザーです。
当ブログでも紹介しているWealthNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)は「投資一任型」のロボアドバイザーなので完全に資産運用をAIにお任せすることができます。
しかし、ウェルスナビやテオは安全な運用のために定期的なリバランス(保有資産の売却と新たな投資)を行うためつみたてNISAを利用することはできません。
同じロボアドバイザーでも全く違う性質のサービスなので注意してくださいね。
番外編|ひふみ投信やセゾン投信のつみたてNISAはおすすめ?
ネット証券ではなく、投資信託の運営会社が独自で提供しているひふみ投信
や
セゾン投信
でもつみたてNISAを利用することができます。
ひふみ投信もセゾン投信も長期の資産形成を目的とした人気のファンドですね。
シロガネもひふみ投信でNISA口座を開設して運用をしています。
関連記事:今週のひふみ投信の運用実績は+48,169円でした!|NISA口座の運用額が100万円を突破!【2018年9月4週】
関連記事:【2018年最新】セゾン投信の運用額が100万を突破。利回り実績をブログで公開。
これら独自系のファンドはネット証券でつみたてNISAを使うよりも投資信託が限られているためシンプルで分かりやすく、ひふみ投信は5年以上の運用を続けると信託報酬手数料が安くなるサービスも提供しています。

じゃあわざわざネット証券で口座開設して商品を選ばなくてもひふみやセゾンでつみたてNISAをやったほうがいいの?

独自系のファンドでつみたてNISAをやるのは少し考えたほうがいいかも!
つみたてNISAの口座は1人につき1口座しか開設できないので、ひふみ投信やセゾン投信でつみたてNISAの口座を作ってしまうとネット証券で作ることはできません。
ですのでつみたてNISAの口座はしっかり検討してから作るほうがいいんですが、個人的にはネット証券で解説する方がいいと思います。
なぜなら、ひふみ投信やセゾン投信でつみたてNISAの口座を解説してしまうと相場の状況に関係なく限られた投資信託しか投資ができないからです。
運用中に「この投資信託じゃなくて違う商品でつみたてNISAを運用したい」と思ったとしても対応が難しいんですね。
ひふみ投信は「ひふみプラス」という同じ運用内容の投資信託をネット証券で投資ができるのでまだつみたてNISAの口座を開設していないならネット証券で口座を作ることをおすすめします。
関連記事:ひふみ投信とひふみプラスのどっちを選ぶべきか?NISAで300万投資した実績をもとに考察
つみたてNISAの銘柄選びの注意点
最後につみたてNISAで投資をする銘柄の注意点を解説します。
最初に書いたようにつみたてNISAは金融庁の審査を通った顧客本位の商品しか対象にならないのでどれを選んでも大きく外れるということはないでしょう。
更にその中からなるべく低コストで純資産高が大きく、利回りが高い投資信託を選ぶといいですね。
具体的には「楽天・全米株式インデックスファンド」や「eMAXIS Slimシリーズ」なので下記の記事を参考につみたてNISAの銘柄を選んでみてください。
関連記事:【初心者向け】投資信託のおすすめ商品と選び方を解説|運用実績も公開中