当記事では資産運用における「積立投資」のメリットについて解説しています。
20代から資産運用をしているシロガネですが運用のスタイルは「積立投資」がメインです。
積立投資とは毎月同じ金額を同じ商品に投資し続けることですね。
例えばシロガネの場合、
- ひふみ投信
:100,000円
- WealthNavi(ウェルスナビ)
:10,000円
- THEO(テオ):10,000円
- SBI証券 :30,000円
- Zaif:15,000円
といった具合で一定額を投資し続けています。
最近はZaifの仮想通貨をいったん停止したりSBI証券から楽天証券 の積立投資に変更したりしていますが基本的なスタンスは変わらないですね。
ひふみ投信
はNISAの限度額である年間120万円をフルに使って投資をしているので3年間で含み益が120万円を超えています。
関連記事:ひふみ投信の積立を月10万続けていたら含み益が120万を超えました|【運用実績2018年10月1週】
積立投資はとても合理的な方法なのでアメリカの投資家の間では「王道」と呼ばれています。
当記事ではそんな積立投資のメリットについて分かりやすく解説していきます。
「資産運用をはじめたいけど何から手を付けていいのか分からない!」
「投資をするタイミングはいつが正解なの?」
といった悩みを持っている人はぜひ参考にしてくださいね!
積立投資のメリットを解説!
積立投資のポイントは「一定の間隔で同じ金額を同じ商品に投資する」ことです。
それが何で投資先進国のアメリカで王道と呼ばれているのか?
その理由は下記のとおりです。
積立投資のメリット |
|
それぞれ解説していきますね。
メリット①:タイミングを図る必要がない
シロガネがそうだったんですが、投資をはじめるときに
「いまは割高?それとも割安?」
と悩んでいつまでたっても開始できませんでした。
いきなり数十万~数百万円を運用するとなると慎重になってしまいますよね。
けど小額から定期的に投資をするならそのときの相場は関係ありません。
投資のタイミングを分散することでいつ始めても安定的に成果を出せるのが積立投資のメリットですね。
メリット②:取得価格を平均化できる【ドルコスト平均法】
同じ金額を定期的に投資をする積立投資のメリットとして「取得価格を平均化できる」ことがあります。
少し難しく感じるかもしれませんが、ざっくり言うと投資する金融商品の価格が安いときにたくさんの数量を買うことができ、価格が高いときには数量を抑えることができます。
よく投資の世界で言われる「高値つかみ」のリスクがなくなる感じですね。
金融商品、特に株価に連動するものは右肩上がりに成長していく傾向にありますが、基本的には価格が上下に揺れ動きながら成長していきます。
ですので理想は価格が底値のときに多くの数量を買うのことですが、相場の動きは予測ができないので一定の間隔で買い続ける積立投資が有効なんですね。
2015年のチャイナショックや2018年10月の暴落のように相場が大きく悪化して株価が下がっても積立投資なら気にせず投資を続けることができます。
メリット③:長く続けることでお金を増やすことができる【複利効果】
積立投資は長く続ければその分大きくお金を増やすことができます。
簡単なシミュレーションをしてみると分かりますが、毎月3万円を年利5%で30年間運用を続けた場合を例に出してみます。
下記は楽天証券 の「積立シミュレーター」です。
20年後には1,200万円以上に増えています。
ちなみに運用期間を30年に延ばすと2,400万円を超えます。
資産運用の平均的な利回りは4%~8%程度なので毎月3万円を年利5%で30年間運用するのは現実的ですね。
関連記事:投資信託の利回りはどのくらい?平均的なリターンとおすすめの商品を解説します
積立投資と長期運用を組み合わせることで複利の効果が働いて雪だるま式にお金を増やすことができます。
積立投資なら長い時間をかければ誰でも堅実にお金を増やせるのが魅力ですね。
積立投資におすすめの商品は?
ここからは実際に積立投資に向いている金融商品を紹介していきますね。
個人型確定拠出年金(イデコ)
イデコは自分で作る年金制度です。
60歳まで引き出すことができませんが、掛金がすべて所得控除になるので毎年節税ができます。加えて運用して得た利益が全て非課税になるので普通の投資よりも手取りが大きくなるんですね。
シロガネは企業型の確定拠出年金を使っていますが、安定的にお金を増やしてくれています。
関連記事:【運用成績公開】確定拠出年金の運用が100万円を超えました。利回り10%以上の好成績。
NISA・つみたてNISA
NISA・つみたてNISAは一定期間、運用して得た利益が非課税になる優遇制度です。
NISAは非課税期間が5年間。つみたてNISAは20年間ですが非課税枠が異なります。
非課税制度を使わないと投資した商品を売却して利益確定した段階で20.315%の税金がかかってしまうので効率的に資産運用をしたい人はNISAかつみたてNISAを使うようにしましょう!
NISA・つみたてNISAにおすすめなのはSBI証券 か楽天証券 ですね。運用コストの低い良い投資信託が揃っています。
関連記事:【つみたてNISA】SBI証券でおすすめの投資信託を7本厳選|初心者さんはこれだけでOK!
「投資信託を選ぶのが面倒…」
という人は「楽天・全米株式インデックスファンド」に毎月3万円を積立投資するようにしましょう。
シロガネも運用している投資信託の定番商品なのでおすすめですよ!
関連記事:楽天・全米株式インデックスファンドの運用実績は+36,950。利回り7.25%でした【2018年10月1週】
ちなみにシロガネはひふみ投信
をNISAで運用していて100万円近い利益が非課税で受け取ることができます。
関連記事:ひふみ投信の積立を月10万続けていたら含み益が120万を超えました|【運用実績2018年10月1週】
ロボアドバイザーのウェルスナビとテオ
積立投資におすすめの商品としてロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)があります。
どちらも入金するだけで世界中の資産に分散投資をしてくれてリバランスなどの細かな運用も自動でやってくれます。
しかも銀行口座から自動でお金を引き落として積立投資をしてくれる「自動積立」の機能があるので放置していても着実に資産を増やすことができます。
関連記事:【2018年9月実績】ローリスク資産運用ウェルスナビでは15,000円の不労所得でした!
関連記事:WealthNavi(ウェルスナビ)の始め方をイチから解説!|口座開設・入金・積立の手順まとめ
関連記事:THEO(テオ)の運用実績は+5,974円。利回り+2.99%でした!ブログで成績公開中【2018年10月1週】
ただし、ロボアドバイザーはイデコやNISAといった非課税制度は使えません。
優先順位としては、
- イデコ
- NISAまたはつみたてNISA
- ロボアドバイザー
といった感じなので余裕資金と相談しながら使ってみるのをおすすめします。
さらに余裕資金がある人は「トライオートETF」がおすすめです
これまで紹介した商品は長期の積立投資に適したものです。
相場の動きを気にせずほったらかしで運用ができる分、やや退屈というデメリットもあります。
もし資金に余裕がある人はトライオートETF を使ってみるのがおすすめです。
仕組みとしてはロボアドバイザーのように自動でETFを売買してくれる商品ですが、レバレッジをかけることができるのでハイリスクハイリターンな運用ができます。
1ヵ月で10%以上の利回りで運用することもできますが暴落時には大きく損をする可能性も高いのでゼロになってもいい余剰資金で試してみるのがいいでしょう。
関連記事:トライオートETFを始めました!|運用成績・利回りをブログで公開中