当記事では投資信託の利回りについて解説しています。
投資信託は資産運用の商品として最も一般的なものです。しかし、投資信託は商品数や種類がたくさんあってどの程度の利回りで運用できるのかがよく分からない人も多いかと思います。
ですので、投資信託を買って運用したら一年間でどのくらいお金を増やせるかについて分かりやすく説明していきますね!
「投資信託って儲かるの?」
「投資信託で平均的な利回りってどのくらい?」
「おすすめの投資信託を知りたい!」
こういった疑問をお持ちのあなたはぜひ最後までお読みください。
この記事で分かること |
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投資信託とは?

そもそも投資信託ってどんなものなの?

投資信託はいろいろな会社や国の株式・債券をパッケージにした金融商品だよ。1つの銘柄だけに投資するよりもリスクが低くて小額からでも投資ができるのが魅力だね。
1つの会社の株を買って投資をしようとしても、少なくとも数万円の初期費用が必要になります。しかもその会社の業績が下がったら資産が大きく減ってしまいますね。
その点、投資信託なら一社だけでなく数十~数百社にまとめて投資をすることができます。
投資額も100円からできるのでリスクが低く、お手軽に資産運用に使えるのが人気の理由ですね。
しかも楽天証券 なら楽天ポイントで投資信託を買うことができるので手元に現金がなくても資産運用ができるのでおすすめです。
投資信託の選び方とおすすめ商品は「【初心者向け】投資信託のおすすめ商品と選び方を解説|運用実績も公開中」で詳しく解説しています。
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投資信託の利回りとは?

投資信託がおすすめなのは分かったけど、投資したらどのくらい儲かるの?
利回りとかってどういう意味?
利回りとは金融商品に投資したときの投資元本に対する一年間の収益率の平均のことをいいます。
少し難しいですが、ざっくりいうとある金融商品に投資をしたら一年間で何%お金が増えるかの度合いを表しています。
投資信託の場合、買ったときの「基準価格」から1年間でどれだけ価格が上がったかによって利回りが分かります。
基準価格が1万円の投資信託Aを買い、1年後に基準価格が1万1,000円に上がったなら利回りは10%となります。
*手数料や税金は考慮していません
例えばシロガネも投資しているひふみ投信
の利回りを見るとこんな感じになります。
一年間の利回りを見ると13.91%ですね。ですので、ひふみ投信
の直近一年間の利回りは13.91%となります。

ときどき言われる「長期利回り」とは対象の投資信託の最長期の利回りのことを表すよ!
ひふみ投信の場合は長期利回りが18.79%だね!
5年間の利回りが18.79%なので、5年前にひふみ投信を買っていたら毎年18.79%ずつ資産が増えている計算になりますね。
さすが人気の投資信託です…。
関連記事:【2018年最新版】利益が100万円を超えたひふみ投信の運用実績をブログで公開
投資信託の平均利回りは?

投資信託で運用するとどの位お金が増えるの?

平均的な利回りは商品のカテゴリーによって違うけど、大体2%~8%くらいかな。
投資信託の平均的な利回りはどんな種類の商品を選ぶかによって変わります。
種類は大きい分け方だと「株式」と「債券」の2種類があります。
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そして、この株式と債券をさらに国内か海外かで分類するのが基本です。
「海外株式」「国内株式」「海外債券」「国内債券」の4つのカテゴリーごとに平均的な利回りが変わります。
投資信託のカテゴリーごとの平均利回り |
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株式はハイリスクハイリターンな傾向があるので年率6~8%前後で運用ができると言われています。反対に債券は国内の金利状況に左右され、リスクが低い分リターンも少なくなるので年利1~3%前後ですね。
ちなみに定期預金にお金を預けた場合の利回りは年0.001%~0.1%程度です。
銀行は1,000万円までの預金額を元本保証してくれていますが、その分利回りは低くお金を増やすには向いていないことが分かりますね。
関連記事:【100万円預けるならどこがいいの?】お金を安全に運用して収入を増やす方法について解説
平均的な利回りでの運用を目指すインデックスファンドに投資をすれば上記の平均利回りでの運用が期待できるでしょう。
投資信託はリスクとリターンのバランスが大切

じゃあ利回りが高い株式の投資信託を買えばお金を増やせるの?

リターンが大きい商品ほど値下がりのリスクがあるから注意してね!
投資信託に限らず金融商品はリターン(利回り)が高ければ元本割れをするリスクも高くなります。
例えば楽天証券 で買える「楽天日本株4.3倍ブル」は日経平均の4.3倍の値動きを目指すファンドなので日経平均が1,000円下がると約4,300円分基準価格が下がります。
高い利回りが狙える投資信託は値下がりのリスクも高くなるので運用時のリスクとリターンのバランスを取ることが大切です。
株式と債券でリスクとリターンのバランスを取る

バランスを取るって具体的にどうすればいいの?

自分の運用する商品の中で株式と債券の比率を調整すればいいよ。
株式を増やせばリスクは高くなり、債券を増やせばリスクは低くなります。
自分の資産配分(ポートフォリオ)の中で株式と債券の比率を調整することでリスクとリターンのバランスを取ることができます。
投資一任型のロボアドバイザーはいくつかの質問に答えるだけであなたに適したポートフォリオを作り自動で運用をしてくれます。シロガネもWealthNavi(ウェルスナビ)
信託報酬は利回りに大きな影響を与える
投資信託を買うときには利回りだけでなく手数料もしっかり見たほうがいいでしょう。
投資信託の主な手数料は3種類あります。
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資産運用のときに特に注目しておきたいのが「信託報酬」です。
信託報酬は毎年必ず発生するマイナスの利回りなので、信託報酬が高いほどリターンが低くなります。
投資信託の利回りが10%でも信託報酬が年2%の場合は実質的なリターンは8%になります。
つまり一見して利回りが高い投資信託でも信託報酬が高いと損する可能性が高い商品といえるでしょう。
銀行や証券会社の窓口で勧められる投資信託の多くはこの信託報酬が割高な儲かりにくい商品なんですね。
関連記事:銀行で投資信託を買う顧客の50%が含み損。証券会社で買うと70%が儲かっているらしいです
ですので投資信託を選ぶときは信託報酬が年0.7%以下。高くても1%以内の商品を選ぶようにしましょう。
目標利回りは何%に設定するべき?
投資信託の目標利回りは人によって違ってきますが、基本的には年4%~8%程度をイメージすると良いでしょう。

年4%って意外と儲からないんだね…
もちろん年15%以上の高い利回りを出している投資信託もありますが、その分損するリスクも高くなるんですね。
利回りを求めすぎると大きく資産を減らしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
基本的には資産運用は投資した元本がゼロになっても生活に支障が出ない「余剰資金」でやるものですが、過度に利回りを追究するよりも平均的な利回りを狙いつつ手数料を下げる努力をしたほうが合理的なんですね。
関連記事:資産運用が上手な人は「利回り」よりも「手数料」に注目している理由
投資信託はインデックスファンドがおすすめ
平均的な利回りと信託報酬が低いことを求めると自然とインデックス型の投資信託を選ぶようになります。
インデックスファンドは日経平均やダウといった市場の指標と同じ値動きを目指す投資信託のことです。
誰が運用しても平均的な利回りになるので信託報酬が安く、それでいて安定して資産を増やすことができます。
シロガネもインデックスファンドをメインに資産運用をしているので是非チェックしてみてくださいね。