今回はわたしがSBI証券で投資信託を買って損した理由について解説していきます。
前に書いた、わたしがみずほ銀行の投資信託で損をした話の続きなので興味がある方は「【投資失敗談】わたしが初めて投資信託をみずほ銀行で購入した話」の記事をお読みください。
投資初心者が失敗する理由は似ている
私ははじめての資産運用をみずほ銀行の投資信託でやってみた結果、大きく損をしました。
そのときの経験から「銀行の窓口に行っても手数料の高い投資信託を勧められるのでネット証券で投資をすれば大丈夫だ!」と考え、SBI証券の口座を開設して投資に再チャレンジしたのです。

ネット証券で投資信託を買うのはとても良い判断でした。
しかし、それ以外にミスがあってSBI証券でも損をしてしまいました…
このときの私はまだまだ投資の初心者だったので「投資で上手くいく王道」について理解していませんでした。
そんな私のような初心者は「よくある失敗パターン」で損をしてしまいます。
投資で儲ける方法はいろいろやり方がありますが、損する理由は似たようなものが多いのです。
私の失敗談を参考にしてあなたは投資で損をしないように注意してください。
投資初心者が投資信託で損ばかりする3つの理由
投資初心者が損ばかりしてしまう理由は3つあります。
投資初心者が損をする理由 |
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それぞれ解説していきますね。
毎月分配型の投資信託は損しやすい
毎月分配型の投資信託は損をしやすいです。
その理由はこんな具合です。
- 分配型をもらうたびに税金が発生する
- 投資信託の純資産から分配型が出ている場合がある
- 複利の効果が生かせない
毎月分配型の投資信託はデメリットが多いため初心者には向いていません。
少し経験を積んだら分配金を再投資に回すことで複利効果を受けることもできますが、初心者はそういった作業ができないためです。
投資信託が値下がりすると焦って損切りをする
SBI証券で10種類くらいの投資信託を買って半年後にいくつかの銘柄が値下がりしました。
理由はチャイナショックですね。
日々価値が下がっていく投資信託を見て焦った私は、損が出ている投資信託を売って「損切り」をしました。

焦って損切りをするともったいないケースがあります。
損失が出たときに売却して損を少なくすることは大切ですが、わたしのようにパニックになってやる損切りは良くありませんでした。
そもそも損切りのテクニックは短期のトレードで儲ける個別株やFXで使うべきものなので、わたしのように長期間で資産を増やしていく投資には向いていません。

これ以上値下がりしない「相場の底値」を読むのは素人にはとても難しいです…
相場を読むことができない投資の初心者が焦って損切りをしないためのテクニックもあるので紹介しておきますね。
投資初心者におすすめの投資テクニック |
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投資信託の損益通算で損失を繰り越せることを知らない
「損益通算」とは
損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺することです。株式などの投資を行って利益(譲渡益や配当など)が出た場合は税金がかかりますが、一方で損失が出た場合には利益から差し引いて、その分だけ税金を減らすことができます。それでもマイナスになった場合、確定申告を行うことで最長3年間損失を繰り越して控除することも可能です。
少し難しいですが、簡単にいうと「投資で損をした金額を儲けた金額と相殺して税金を減らせる」ことですね。
税金についての知識もなかった私はSBI証券で発生した損失を他の証券口座の利益と損益通算をしませんでした。
同じ年で運用をしていた「ひふみ投信」では利益が出ていたので、ひふみ投信の一部を売って確定した利益をSBI証券の損失と相殺すれば節税ができたのに…
もしあなたが複数の証券口座を持っていて、1つの口座で損失が出ていたら他の利益が出ている口座と損益通算ができるか確認してくださいね。
勉強すれば投資信託で損をする確率は減らせる
今回ご紹介した私の失敗した理由を知っておけば投資信託で損をする確率を減らすことができます。
投資の初心者のあなたは他の人の「成功した理由」よりも「失敗した理由」について勉強することをおすすめします。
投資をはじめたころは「こうやったら儲かる!」みたいな情報しか私は見ていませんでしたw
他にも銀行窓口で投資信託を買って損した「【投資失敗談】わたしが初めて投資信託をみずほ銀行で購入した話」もぜひ読んでみてください!