当記事では完全放置で資産運用ができるロボアドバイザーのTHEO(テオ)の運用実績について解説しています。
2017年の11月に運用をはじめたテオですが堅調に資産を増やしてくれています。
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低リスクな商品なので短期間で大きく稼げる感じではありませんが安定感はシロガネが運用中の商品の中でも最高ですね。
シロガネはテオ以外にもWealthNavi(ウェルスナビ)や楽天ラップといったロボアドバイザーも使っていますが、最初にはじめたのは最低投資額が1万円とハードルが低いテオでした。
テオは「資産運用の敷居を下げる」ことをミッションにしているので手軽にロボアドバイザーでの運用をはじめたい人にはぴったりの商品です。
当記事ではシロガネのテオでのリアルな運用成績を紹介しているので、資産運用をはじめたいけどお金を減らしたくないという安全志向の人はぜひ参考にしてください!
【THEO(テオ)の公式サイトをチェックする】
テオの11ヵ月の運用実績の推移|開始直後は損失が出ていました
それではテオの運用実績を紹介していきます。
投資元本 | 評価金額 | 評価損益(利回り) | |
2017年12月 | 30,000円 | 30,000円 | ±0 |
2018年1月 | 60,000円 | 61,092円 | +1,092円(+1.8%) |
2018年2月 | 90,000円 | 86,925円 | -3,075円(-3.4%) |
2018年3月 | 120,000円 | 117,500円 | -2,500円(-2.1%) |
2018年4月 | 135,000円 | 130,000円 | -5,000円(-3.7%) |
2018年5月 | 150,000円 | 149,678円 | -322円(-0.2%) |
2018年6月 | 165,000円 | 166,004円 | +1,004円(+0.6%) |
2018年7月 | 180,000円 | 183,630円 | +3,630円(+2.0%) |
2018年8月 | 190,000円 | 190,859円 | +859円(+0.5%) |
2018年9月 | 200,000円 | 205,974円 | +5,974円(+3.0%) |
2018年の1月に暴落が起きてから2か月程度はマイナスの期間が続きました。
そこから徐々に回復して6月からはずっとプラスでの運用ですね。
THEO(テオ)を11ヵ月運用した評価は?
他のロボアドバイザーや金融商品を使いながらテオで運用をしていると圧倒的に安全性が高いことが分かります。
2018年の8月ごろに新興国不振があったためシロガネの保有資産のほとんどがマイナスの利回りになりましたが、テオはプラスのまま踏みとどまっていました。
関連記事:【2018年8月2週】ロボアドバイザー実績公開!|損失が出始めたものがあります
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高い利回りで運用できる商品ではありませんが、資産運用の初心者やとにかく安全にお金を増やした人には最適だと思います。
テオの最大のメリットはポートフォリオの分散化
テオは運用中に投資をするETFの種類が非常に豊富なのが特徴です。
ウェルスナビは6種類のETFに分散するのに対して、テオは32種類前後のETFで分散投資ができます。
投資資産の種類や地域を細かく分けることで特定の国の景気後退が発生しても資産全体の減少のリスクを抑えてくれます。
シロガネのテオのポートフォリオは下記のとおりですが非常に多岐にわたって分散投資をしているのが分かりますね。
テオは運用開始前に無料診断で投資に対するリスク許容度を計測してくれます。
リスクをどの程度取れるかによって細かくポートフォリオを組み立ててくれるのでオーダーメイド感覚なロボアドバイザーといった印象ですね。
ウェルスナビよりも分散を徹底しているので景気が良い状況の利回りは劣りますが、下落時には資産の減少が少ないので安心してお金を預けることができます。
テオのデメリットは?
最低投資額が1万円とハードルが低く、安全に運用ができるテオですがデメリットもあります。
手数料がやや高い
テオの手数料は公式サイトに書いてある通り基本的には資産額の1%(税抜き)が年率でかかります。
資産が3000万円以上の場合は手数料が年0.5%(税抜き)になり、入出金や為替手数料も無料なので分かりやすいですね。
しかし、テオが投資するETFの運用経費などは手数料1%に含まれていないため別途発生します。
組入ETFが直接間接に負担する運用報酬、売買手数料等の費用につきましては間接的にご負担いただきます。これらの費用の合計額は銘柄、組入高等によって異なりますので、事前に料率または上限額を表示することができません。
(THEO(テオ)公式サイト)
ETFの経費率は一般的に0.11%~0.40%程度なのでテオの年間の手数料は1.1%~1.5%(税抜き)だと思われます。
完全お任せで月1回のリバランスも自動でやってくれるため割安な手数料とも言えますが、ウェルスナビが「長期割」や「デタックス機能」によって手数料を割引していることと比較するとやや高いといえるでしょう。
関連記事:【徹底比較】WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の違いは何?50万運用して考察してみた
自動積立の引き落とし日が選べない
これはテオとウェルスナビをどっちも使って気が付きましたが、ウェルスナビは自動積立の引き落とし日を「毎月6日、12日、20日、26日、末日」から選べるのに対し、テオは毎月5日しか引き落とし日を選ぶことができません。
どちらにせよ引き落とされることには変わりないですが、定期収入がない人や収入のタイミングが不定期な人にとってはやや使いにくいのではないかと感じました。
テオの運用実績のまとめ
テオの運用実績について解説してきました。
テオは大きく値上がりはしませんが安全にお金を運用できる初心者向けのロボアドバイザーですね。
直近の運用実績も
- 評価損益:+5,974円
- 運用利回り:+2.99%
と非常に安定しています。
1万円からお試しでロボアドバイザーを使いたい人はまずテオを使ってみると資産運用のスタートが切りやすいですよ!
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