こんにちは。シロガネです。
お金持ちになるためには、収入を効率よく増やすことができる資産に投資することが必要です。
これは、労働者から資本家(投資家)になることとも言い換えられます。
もちろん労働収入だけでお金持ちになることはできます。
共働きで徹底的に節約をしてつつましく暮らせば定年時にはお金持ちになっているはずです。
しかし多くの人はそんな年齢になるまで苦しみながら働いて楽しいことを我慢することはしたくありませんね。
同じように働いて節約したお金を資産に変えることでもっと早くお金持ちになることが可能です。
ここでいう資産とはあなたが働いていなくてもお金を稼いできてくれるものを指します。
つまりは投資をすることでお金持ちになるための期間をショートカットすることができます。
しかし世の中には間違った投資による資産運用の知識が広がっているため、投資をしてもお金持ちになれる人となれない人がいます。
この記事では、投資信託による資産運用で買ってはいけない銘柄の特徴について解説しています。
儲からない投資信託がたくさんある理由
投資信託はとてもポピュラーな資産運用の方法ですが、種類がとても多いためどの銘柄を選ぶのが最適かが分かりにくいデメリットがあります。
加えて、投資信託の中には投資しても儲からない、むしろ損をするものも数多くあります。
なぜ投資家が儲からない銘柄が存在するのでしょうか?
それは投資信託を販売している金融機関が過剰に儲けているためです。
投資信託を販売している金融機関は販売手数料、信託報酬手数料といった手数料で儲けるビジネスモデルで成り立っています。
当然、手数料が少なければその分投資家は儲かる可能性が高くなりますが、金融機関は手数料=利益のため過剰な手数料体系の投資信託が出回っているのです。
儲からない投資信託の特徴

儲からない投資信託の特徴はシンプルなのでぜひ覚えてください!
手数料が高い投資信託
投資信託における手数料は安ければ安いほど良い商品だといわれます。
反対に、銀行の窓口や証券会社の営業員から販売される投資信託の多くは金融機関が大きく儲けるために作られた高コスト型の商品です。
わたしが初めて投資信託を銀行窓口で購入したのはオーストラリアの不動産に投資するファンドでした。

資産運用について何の知識もなかったので銀行窓口で勧められた商品を購入しました。
- 購入時手数料2.7%
- 信託報酬手数料が年率2%
いま思うと非常に高い手数料の商品を買ってしまった良いカモでした…
投資信託の購入時手数料が無料のノーロードや信託報酬がとても安いインデックスファンドについても知識がなかったので大きく損をした黒歴史です。
投資信託を選ぶときはまず手数料が安いものを優先するようにしましょう。
ほとんどのケースで、
- 購入時手数料が発生するもの
- 信託報酬が1%より高いもの
は儲かりにくい投資信託だと思ったほうがいいです。
毎月分配型の投資信託
投資している金額に応じて毎月ファンドからお金が支払われる投資信託を「毎月分配型」といいます。
毎月分配型がすべて儲からないわけではありませんが、多くの場合は毎月分配型の投資信託を選ばないほうがいいでしょう。
毎月分配型のデメリットとしては、
- 分配金が発生するたびに税金が発生する
- 複利効果が生かせない
です。
日本の場合は投資の利益から20%が税金として取られます。もちろん買った投資信託を売却して利益を確定しない限りは税金が発生しません。
しかし、分配金が発生してしまうとそのたびに税金で20%の利益が削られてしまいます。
加えて分配金はファンドに集まっているお金から発生するので、投資信託が儲かっているときはいいですが相場が悪く損をしているときだと投資している原資を取り崩して分配金を支払う場合もあります。
いろいろな投資家から集めて大きい金額を運用して利益を出すのが投資信託のメリットのはずが、分配金を払うことで投資元本が減ってしまう。
元本が少なくなってくるとまた儲けにくくなるという悪循環にはまりやすいのが毎月分配型の投資信託のデメリットです。
運用して得た利益を再投資に回して雪だるま式にお金を増やしていく複利効果も毎月分配型だとできないため、資産を増やすために不向きな投資信託といえます。
元本確保型の投資信託
投資信託は定期預金や国債と違って「元本保証」の投資ではありません。
しかし「元本確保型」と呼ばれる投資信託があります。
この元本確保型の投資信託は運用するお金の一部を外貨などで保管しておき、それ以外の資金で運用して利益を出すものです。
日本人は投資で損をすることを極端に嫌うので「元本確保」という言葉だけで投資信託を選んでしまうようですが、これも選ぶと損をする可能性が高いです。
投資はどんなものでもリスクとリターンは等しくなるため、リスクが低いものほどリターンも少なくなります。
定期預金の金利が0.1%程度なのも、損するリスクがほぼゼロのため儲かる金額も少なくなるからです。
もちろんギャンブルのように過剰なリスクをとる運用方法はおすすめしませんが、投資をする以上ある程度のリスクを取らないとお金を増やすことはできません。
損したくないばかりにリターンが極端に小さい元本確保型の投資信託を選ぶなら、そもそも投資をせずに定期預金で運用するべきです。
また、元本確保型の投資信託は元本をドルなどの外貨で保管している場合が多く、元本が返ってくるときに為替の影響で損をする可能性もあります。
儲からない投資信託の特徴のまとめ
いかがでしたでしょうか。
儲からない投資信託の特徴をもう一度まとめておきます。
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もちろん投資信託の選び方は沢山ありますが、これらの儲からない特徴の投資信託を選ばないだけで効率的に資産を増やせる可能性はグッと高くなります。
そして、大切なのは銀行の窓口や証券会社の営業員といった他人に勧められたものでなく自分で勉強して知識を付けたうえで投資信託を選ぶことです。
この記事を読んでくださったあなたは投資信託に関する知識が身についているので、人に頼らず自分の力で選んでみてください!