当記事では松井証券のiDeCo(イデコ)でおすすめの投資信託とポートフォリオを年代別に解説していきます。
「松井証券のイデコってどうなの?」
「老後のお金を運用するのにおすすめな商品はどれ?」
「松井証券のイデコでどんなポートフォリオを組めばいいの?」
こういった疑問に分かりやすく回答していきますね。
当記事の執筆者のシロガネは企業型の確定拠出年金で100万円以上の運用をして利益も出ています。
実は三井住友アセットマネジメントの商品ラインナップはあまり良くないので、松井証券のiDeCo(イデコ)を使えば私よりも高い利回りで安全に資産運用ができますよ!
それでは見ていきましょう!
>松井証券のiDeCo(イデコ)
の公式サイトを見る
松井証券のiDeCo(イデコ)ってどうなの?|実は手数料が安く品揃えに優れている!

あんまり聞いたことないけど松井証券ってどうなの?

実は、業界で最高クラスのコストパフォーマンスと品揃えの金融機関だよ!
これまではSBI証券のiDeCo(イデコ)やマネックス証券iDeCoが口座管理手数料が安く、商品の品揃えも充実していたので人気がありました。
松井証券のiDeCo(イデコ)は2018年の3月にサービス開始とやや遅い参入でしたが、その分他社の良い部分をしっかりリサーチして最高レベルのサービスに仕上げてきた印象があります。
個人型の確定拠出年金(イデコ)では金融機関を自分で選ぶ必要があります。
そこで比較するべきなのは、
- 運用するときの手数料
- 商品の品揃え
でしたが、松井証券はどちらも非常に優れているんですね。
口座管理手数料が0円!
イデコの手数料はかならず支払わないといけないものと金融機関によって異なるものがあります。
*口座管理手数料以外はどの金融機関を選んでも一律です
*どの金融機関を選んでも一律です
*どの金融機関を選んでも一律です |
基本的に口座管理手数料以外はどの金融機関を選んでも共通ですね。
口座管理手数料は金融機関によって金額が異なり、最初の2年間だけ無料だったり一定の条件を満たしている年だけ無料など様々です。
松井証券のiDeCo(イデコ)は口座管理手数料が条件なし、無期限で無料なので他の金融機関よりもお得に運用ができるんですね。
松井証券のイデコは商品ラインナップが12本のみ!|超厳選された投資信託だけ!
イデコの金融機関の比較するポイントのもう1つに商品ラインナップの充実さがあります。
松井証券のイデコは商品数が12本(うち元本保証商品が1つ)と比較的少ないです。
しかし、商品の数がいくら多くても選ぶべき投資信託がなければ無意味ですね。
2018年の確定拠出年金法改正でも金融庁が1つの金融機関でイデコの対象となる投資信託を35本を上限にするようにしています。
松井証券は顧客目線に立って本当に資産形成に役立つ投資信託だけを厳選して揃えているんですね。
松井証券のラインナップを見るとどの投資信託も同一カテゴリーで信託報酬が非常に安い良い商品を用意しているのが分かります。

商品がたくさんあってもダメなんだね

むしろ商品の数を増やせば増やすほど顧客はどれを選んでいいか分からなくなるからデメリットも大きいんだ。
質の悪い金融機関はたくさんの商品の中に信託報酬が割高な悪い商品を混ぜて売りつけようとしているところもあるよ
松井証券のおすすめ投資信託を解説

厳選された松井証券のイデコ対象商品の中から、更におすすめの商品を紹介するね

お願いします!
それでは松井証券のイデコでおすすめの投資信託を紹介していきます。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス|海外株式
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MSCI Kokusai Indexと呼ばれる日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する成績を目指すインデックスファンドです。
eMAXIS Slimシリーズは三菱UFJ国際投信株式会社の商品で常に業界最安値の手数料を目指すことを方針にしています。
その中でも米国を中心に先進国の株式市場に連動するeMAXIS Slim先進国株式インデックスは他社商品と比べて圧倒的な低コストで運用ができる点に強みがあります。
ベンチマークとの乖離も少なく、純資産総額も190億を超えている人気ファンドなので安定して資産を増やしてくれると思います。
シロガネもeMAXIS Slim 先進国株式インデックスで運用をしていますが、安定的な投資効果を低コストで実現できているのでとても満足しています。
関連記事:eMAXIS Slim先進国株式インデックスを楽天証券で投資!|気になる評価をブログで解説
松井証券のイデコではこのeMAXIS Slim 先進国株式インデックスをメインに運用すれば間違いないでしょう。
DIAM DC 国内株式インデックスファンド|国内株式
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日本の株式市場に連動するファンドでTOPIXを指標としています。
DIAM DC 国内株式インデックスファンドは信託報酬が年率0.1674%(税込み)と非常に安く、同じカテゴリーの投資信託の中では最低水準です。
国内株式インデックスファンドは日経平均かTOPIXに連動するものがほとんどですが、同じ指標で運用するのであれば信託報酬が安い方がトータルの利回りが高くなるので松井証券のDIAM DC 国内株式インデックスファンドを選んでおけば問題ないでしょう。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス|海外債権
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アメリカを中心に先進国が発行している債券に投資をするインデックスファンドです。
指標は「FTSE世界国債インデックス」と呼ばれる日本を除く先進国債券の値動きに連動するように設定されています。
個人的にはイデコでは債券ファンドに投資するメリットはあまり無いと思っていますが、株式市場の暴落などのリスクヘッジに備えるためにある程度はポートフォリオに組み込んでおくのがいいでしょう。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは海外債権ファンドの中でも信託報酬がとても安いのでおすすめの投資信託です。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)|バランス型
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「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は①国内株式、②先進国株式、③新興国株式、④国内債券、⑤先進国債券、⑥新興国債券、⑦国内リート、⑧先進国リートの8つの資産にバランスよく配分してそれぞれの指標に連動する値動きを目指します。
これ一本で世界中の資産に分散投資ができるシンプルなバランス型のファンドです。
バランス型のファンドは複数の指標を組み合わせているため信託報酬が高くなりやすいですが、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)はやはり低コストでの運用ができるメリットがあります。
あくまで決められた資産配分でしか運用されないので市場の変化に対応してポートフォリオを変えることが難しく、成長の可能性が低い資産へも均等に資産を割り振ってしまうからです。個人的には自分でポートフォリオをきちんと決めてバランス型を使わない方がいいと思います。
ひふみ年金|国内外株式のアクティブファンド
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「ひふみ年金」は松井証券のイデコで唯一のアクティブファンド(指標ではなく独自の方針で運用するファンド)です。
国内外の長期的に成長していき割安だと思われる企業に投資をしていきます。また、株式市場の不調時には現金比率を高めて資産の減少を抑える「守りながら増やす」という運用方針も特徴ですね。
1年間のトータルリターンは+34.66%と非常に高いですが、信託報酬は他の商品に比べるとややたかく0.8208%です。
シロガネはひふみ年金と同じシリーズのひふみ投信
でNISAの運用をしています。最近は不調ですが3年間で100万円以上の利益を出しているお気に入りのファンドですね。
松井証券のイデコでの年代別おすすめポートフォリオ
ここからは年代別に松井証券のイデコで運用するときのおすすめポートフォリオを紹介していきます。
基本的な考え方として、若いうちはリスクを取って高いリターンを狙う運用をする。年を取るにつれてリスクを抑えた運用をしていく、という形になります。
ただし、イデコは運用益が全額非課税になるメリットがあるため、40代でもリターンをある程度狙った運用をすべきだと考えます。
せっかくの非課税メリットを活かさないともったいないですし、リスクヘッジはイデコ以外の資産で補完すれば事足りるからですね。
20代のあなたにおすすめのイデコポートフォリオ
イデコは20歳から誰でも運用ができ、早くからはじめればその分有利に運用ができます。
運用期間が長くとれる20代のあなたにおすすめのポートフォリオはこちらです。
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これだけ⁉債券とかリートとかはいいの?

20代は積極的にリターンを狙うべきだから債券やリート、バランス型のファンドは使わなくていいと思うよ。
せっかく長い時間でリスク分散ができるから運用商品は高い利回りが期待できて低コストものを選ぼう!
よりハイリスクハイリターンな運用がしたい人はひふみ年金を30%にして、そうでない人はDIAM DC 国内株式インデックスファンドでポートフォリオを組みましょう。

- 年間節税額:41,400円
- 運用金額:39,362,513円
- 運用益:29,702,513円
- 非課税メリット:6,034,065円

600万円も運用益が節税できるの⁉

長い期間で運用すればその分大きく利益を出すことができるんだよ。
イデコなら利益が全額非課税になるからメリットがもの凄く大きいんだ!
ややリスクを取った運用をすれば35年間で大きく資産を増やすことができますね。
しかも運用中に毎年40,000円以上の節税ができるのでメリットが大きいでしょう。
30代のあなたにおすすめのポートフォリオ
30代でも基本的な考え方は20代と同じです。
運用期間が長くとれるのでなるべくリスクを取った運用をしていくべきでしょう。
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- 年間節税額:55,200円
- 運用金額:1,3471893円
- 運用益:6,571,893円
- 非課税メリット:1,335,080

20代と比べると運用金額がかなり少ないね

利回りが2%低くて運用期間が10年違うと複利効果で結果に大きな差が出るんだ
やはり30代からの運用は期間がやや短くなるので、早めにイデコを始めるのをおすすめします。
しかしそれでも年間の節税額と運用益はかなり大きいですね。
>松井証券のiDeCo(イデコ)
を始める
40代のあなたにおすすめのポートフォリオ
40代はイデコの受け取りも視野にいれてややリスクを抑えた運用にしていくのがおすすめです。
しかし、イデコ以外の金融資産が十分にあってリスクを取れるのなら20代におすすめのポートフォリオで運用をしてもまったく問題はありません。
シロガネは確定拠出年金以外での資産運用も積極的にやっているので年をとっても運用方針は変えずにリスクを取った運用をするつもりです。
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やや債権の比率を高くしていますが、あくまで海外株式中心で運用するのは変わりません。
運用期間が短くなっているので株式市場がリーマンショックのように暴落し続けた場合は債券比率を高めるようにリバランスをすることも視野に入れておきましょう。

- 年間節税額:55,200円
- 運用金額:5,203,506円
- 運用益:1,063,506円
- 非課税メリット:216,051円
60歳のときに受け取れる金額はやや少ないですが、節税メリットはやはり大きいですね。
松井証券のイデコおすすめ商品とポートフォリオまとめ
松井証券のイデコでおすすめの投資信託とポートフォリオについて解説してきました。
内容を下記にまとめてみましたのでよければご覧ください。
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松井証券のiDeCo(イデコ)で20代からeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを中心に運用すれば60歳になるまでに3000万円以上の資金を作ることは余裕でできますね。
運用コストが安く、優れた投資信託が揃っているので松井証券が使える人はうらやましいですw
イデコをやっている人は対象世代の約10%程度なので、あなたが今からイデコをはじめれば上位10%に入ることができます。
しかも早く始めれば老後の生活の不安もなくなっていくでしょう。
もちろんイデコは会社員だけでなく、専業主婦(主夫)・公務員・フリーランスの人でも加入ができるので未加入の人は必ずやってみることをおすすめします。
運用益だけでなく掛金が所得控除になるので毎年の税金を減らすことができます。
我慢して節約するのも大切ですが、イデコを使って賢く節税と運用をすれば他の人よりも楽に資産を増やすことができますよ!
ぜひこの機会に松井証券のイデコを始めてみてください!
資産運用の実績をブログで公開中
シロガネの資産運用の実績はブログで随時公開しています。
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>【2018年7月】資産運用の実績公開!|おすすめの投資法を紹介
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