今回はわたしが運用している企業型確定拠出年金のポートフォリオを紹介します。
商品ごとの利回り実績も公開するので、
「確定拠出年金でどんな商品に投資すれば儲かるのか?」
と悩んでいるあなたは是非最後まで読んでくださいね。
わたしの確定拠出年金の運用実績は「【運用成績公開】確定拠出年金の運用が100万円を超えました。利回り10%以上の好成績」で詳しく解説しています。
企業型確定拠出年金のポートフォリオを紹介

どんな商品で確定拠出年金を運用しているの?

さっそく紹介するね!
下記がわたしの確定拠出年金のポートフォリオです。
ポートフォリオでは外国株式の比率を60%以上、海外債権を20%と大多数を海外資産で運用しています。
長期投資が前提になる確定拠出年金では高リスクの海外資産を増やしても時間経過でリスクが軽減されて、運用益も非課税になるため積極的な投資を心がけています。
日本株式の比率が低いのは、NISA口座で国内株式中心の「ひふみ投信」に積立投資をしているからです。
自分のポートフォリオの全体で資産ごとの比率に偏りがないようにするために、確定拠出年金では海外資産を中心に運用をしています。
ちなみにひふみ投信の運用も絶好調です!運用実績については「【2018年最新版】利益が100万円を超えたひふみ投信の運用実績をブログで公開」で解説しています。
資産運用をするときはNISAやiDeCoといった特定の運用方法だけの資産配分をみるのではなく、自分の持っている資産全体を俯瞰的にみてポートフォリオを組むことが大切ですね。
投資信託ごとの運用実績を解説
ここからは確定拠出年金で運用している投資信託ごとの実績を紹介しますね。
先に一覧でまとめていますので、時間がない方はこちらだけご覧ください。
資産評価額 | 評価損益 | |
大和住銀DC外国株式ファンド | 650,000円 | 230,000円 |
SMTAM・外株インデックスL | 10,000円 | 343円 |
SMTAM・外債インデックスL | 220,000円 | 13,000円 |
SMTAM・DCバランス70 | 270,000円 | 50,000円 |
合計 | 115,000円 | 293,000円 |
大和住銀DC外国株式ファンド
MXCI-KOKUSAIをベンチマークにする海外株式のアクティブファンドです。
1年間のリターンが15.99%と高い成績を残している投資信託ですが、信託報酬手数料が1.96%(税込み)と高いのがデメリットですね。
確定拠出年金を始めたばかりのころは信託報酬について深く考えてなかったので、リターンが大きい大和住銀DC外国株式ファンドに投資をしていたんですね。
勉強不足でお恥ずかしい…。
結果的には利回りが好調でしたが長期的にみると信託報酬が負担になってくるので、今月はじめに海外株式のインデックスファンドに配分変更しました。
企業型確定拠出年金の配分変更の方法については「【知らないと損する!】確定拠出年金の配分変更をする方法とおすすめの銘柄を解説」をお読みください。
SMTAM・外債インデックスL
日本を除く世界各国の国際に分散投資するインデックスファンドです。
直近のリターンは年-0.31%と不調ですが、長期間運用していると堅実に資産を増やしてくれています。
信託報酬も0.24%(税込み)と低い水準なので、株式比率の高い私のポートフォリオのリスクヘッジとして期待しています。
SMTAM・外株インデックスL
MSCIコクサイをベンチマークとする海外株式のインデックスファンドです。
先ほど紹介した大和住銀DC外国株式ファンドの代わりとしてポートフォリオに加えました。
直近のリターンは年9.79%と好調な株式市場にしっかり連動して値上がりしています。
信託報酬も0.27%と低コストのため、これからはSMTAM・外株インデックスLを確定拠出年金のメインファンドとして使っていく予定です。
SMTAM・DCバランス70
国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4つの資産に分散投資するインデックス型のバランスファンドです。
資産構成はやや株式よりの高リスクなバランスファンドですね。
リターンは年8.55%と指標との乖離も少ない優秀なファンドです。
信託報酬も0.24%と安いため、あえて国内債券のファンドに投資するよりも分散投資しつつ高リターンを狙える商品でしょう。
まとめ:確定拠出年金で理想の利回りを目指すには
いかがでしょうか。
「老後の資金作りのためにどんな風に確定拠出年金のポートフォリオを組めばいいのか?」
その参考になれば幸いです。
個人的な意見ですが、確定拠出年金では保険・定期預金・債券といった低リスク商品よりも高リスクの株式を中心にポートフォリオを組むのがおすすめです。

でもせっかくの老後のお金が減ったらいやだな…

低リスクな資産は確定拠出年金とは別に運用しておけば問題ないよ。
それよりも、運用益が非課税になる確定拠出年金で利回りが低い資産で運用をすると節税メリットを発揮できなくなってしまうんだ。
老後のお金をいくら準備しておくのかは人によって違います。
国民年金の支給額は64,000円(40年間保険料を払い続けた場合)です。ある程度の生活をしたいのなら、月20万円は必要ですよね?
もちろん企業年金などや退職金もあるので国民年金だけで生活するわけではないですが、これから年金の受給時期が遅くなるといったことも考えられるため、自分で資産を作っておく必要があります。
確定拠出年金だけで2800万を作るのは難しいですが、1500万から2000万くらい確定拠出年金で確保しておくと老後の生活がグッと楽になるでしょう。
iDeCoの収益シュミレーションはこちらのサイトから算出できます。
私の60歳までの運用シュミレーションはこちらです。
それなりに大きな金額に増えている計算ですが、やはり株式比率を70%程度にしたポートフォリオでないと難しいことが分かります。
将来の株価の値動きは予測ができませんが、あなたも自分の老後に必要な資産を計算して確定拠出年金のポートフォリオを組むようにしてください!
わたしの確定拠出年金以外の資産運用実績は「【2018年6月】資産運用の実績公開!意外な銘柄が利回りトップでした」で公開しているので是非お読みください。