こんにちは。シロガネです。
先日、わたしが加入している確定拠出年金の運用銘柄の配分変更しました。
企業型の確定拠出年金を運用して8年ほど経過して資産も順調に増えてきています。
運用利回り12.4%と好成績ですね。よかったです!
関連記事:【運用成績公開】確定拠出年金の運用が100万円を超えました。利回り10%以上の好成績。

なんで成績がいいのに配分を変えるの?

理由を解説していくね!
この記事を読むと分かること |
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確定拠出年金の配分変更をした理由
確定拠出年金はリバランスをする必要がある
わたしのこれまでのポートフォリオはこんな具合です。

ざっくり言うと、
①海外の株式に50% ②海外の債権に25% ③バランス資産に25%
という資産配分で運用をしていました。
「確定拠出年金では海外株式の比率を高くして利回りを高くする」と考えていたので方針としては間違っていませんでした。
しかし、よく見てみるとポートフォリオのバランスが崩れているんですね。
海外株式の比率が63.4%と高くなっています。
わたしのように、運用をほったらかしにしていると価格が上がっている銘柄の比率が高くなって他の銘柄の比率が低くなる現状が起きます。
このまま放置しているとドンドン海外株式の比率が高くなって知らないうちにリスクが高い運用になってしまいます。

ポートフォリオのバランスを直しておこう!
と考えたのが配分変更しようと考えた理由です。
もともとの運用方針にポートフォリオのバランスを直すことを「リバランス」と言います。
ロボアドバイザーはAIが自動でリバランスをしてくれますが、確定拠出年金は自分でリバランスをしないといけないので注意しましょう。 |
関連記事:【実績公開】積立投資のおすすめのやり方は?ロボアドバイザー/投資信託/仮想通貨/確定拠出年金を徹底比較
確定拠出年金の手数料をチェックしないと損する
確定拠出年金の手数料はいくつか種類がありますが、信託報酬手数料は1つ1つの銘柄によって変わっていきます。
関連記事:【どこを選ぶのがいいの?】個人型確定拠出年金(iDeCo)のおすすめ金融機関を解説。
たとえば毎年2%の手数料がかかるけど利回り10%の投資信託で運用をした場合、実質利回りは8%となります。
確定拠出年金は60歳までの長期運用なので手数料の違いはとても大きいんですね。

自分の運用している銘柄の手数料を見直そう!と考えました。
そこで驚きの結果が…
三井住友信託のサイトで確定拠出年金銘柄の情報を見ることができます。
(「商品情報の確認」⇒「商品の詳細情報」で見ることができます)
アクティブ系の投資信託は手数料が高いので注意する
運用している商品の手数料を確認したところ驚きの内容でした…。
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1番配分が大きい大和住銀DC外国株式ファンドはアクティブファンドなので手数料が高い!
一般的に投資信託でも手数料が1%を超えると高いと言われています。投資信託の中でも特に手数料が安いETFでは信託報酬が0.03%のものもあるので、わたしが投資していた銘柄は非常に高コストでした。
関連記事:【ロボアドバイザーの手数料は高いのか?】ロボアドバイザーとETFのメリット・デメリットを比較しました。

安い銘柄に比べて10倍以上の手数料なんだ…

利回りが15%と高いからまだよかったけど、不況時に利回りがマイナスになったら悲惨なことになるね…
信託報酬手数料は資産額にかかってくるので運用成績がマイナスでも発生します。
たとえば利回りがマイナス2%の年でも手数料がかかってくるのでマイナス4%くらいになってしまいます。
これからあと30年間も高い手数料を払い続けるのは良くない!と思い配分変更に着手しました。
確定拠出年金の配分変更の方法
さっそく配分を変えていきます。
わたしの場合は三井住友信託のサイトではなく確定拠出年金の運用会社「JIS&T」のサイトで行います。
右側の「商品配分変更」をクリックします。
「変更後の商品配分」にそれぞれ配分割合の数字を入力します。
最後に画面の1番下の「申し込み」をクリックすると配分変更が完了します。
わたしが選んだ三井住友信託の確定拠出年金のおすすめ銘柄
配分変更をしたわたしのポートフォリオはこちらです。
すべての銘柄をパッシブ(インデックス)ファンドに変更し、バランス型の比率を高くしました。
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もっと細かく配分してもいいかと思いますが、管理が面倒な人におすすめのポートフォリオです。
直近と長期の利回り実績も高く、市場平均と同等の成績で運用をしてくれます。
これで年間8~10%の運用ができれば御の字かな~と考えています。手数料が大幅に下がったので長期的にみれば正しいはず…。

日本株式と日本の債権には投資しないの?

日本株式はNISA口座のひふみ投信やSBI証券の投資信託に投資をしているから確定拠出年金では海外資産に集中させているんだ。あと、日本の債権は利回りが魅力的じゃないから除外しているよ。
自分のポートフォリオ全体でざっくりとバランスをとるのがおすすめだね。
確定拠出年金の配分変更についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事をまとめるとこんな具合です。
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確定拠出年金もときどき確認しないといけないし、資産運用って面倒だな~

たしかに面倒な部分もあるね。
そういう人はインデックスファンドとバランス型へ投資することだけ意識して後はほったらかしでもいいと思うよ。
確定拠出年金以外だとロボアドバイザーを使うと手間がほとんどなくて楽に運用ができるのでおすすめ。
いかがでしたでしょうか。
あなたも確定拠出年金のポートフォリオを時々見直して配分変更を考えてみてください!
でも資産運用に集中しすぎて本業がおろそかになったり疲れてしまっては本末転倒です。
手数料の安いインデックスファンドやロボアドバイザーを利用して資産運用に時間をかけないで本業やサイドビジネスで収入を増やすこともおすすめですよ。
ちなみに個人型確定拠出年金(iDeCo)でロボアドバイザー「THEO」で運用できる「MYDC」があるので面倒な人はこちらを使ってみるといいかもしれません。
企業型DCでおすすめの銘柄は?
企業型のDCは投資信託を選べる幅が狭いですが、なるべく良い銘柄を選ぶことで資産を着実に増やしていけるでしょう。
おすすめの銘柄については「確定拠出年金(企業型DC、iDeCo)でおすすめ銘柄は?実績と共に解説」でまとめているので是非合わせてお読みくださいね。
