当記事ではクレジットカードのポイントで資産運用ができるインヴァストカード の解説をしています。
インヴァストカードはインヴァスト証券が提供しているクレジットカードで、カードでの買い物のポイントで自動積立て投資ができるユニークな商品です。
インヴァストカードの「ポイント自動積立投資」の仕組みとしては、
- カード利用の買い物の1%がポイント還元
- ポイントが自動で現金化される
- 自動でトライオートETF に投資がされる
といった感じです。
還元率1%のポイントを使って世界中のETFへの投資ができるので低リスクな資産運用をしたい人にはおすすめですね。
シロガネもトライオートETFで運用をしていますが、投資元本を増やしたいと思ったのでインヴァストカードを作りました。
関連記事:トライオートETFの運用実績は+11,745円でした【2018年9月1週】
本記事ではシロガネが実際にインヴァストカードを作ったときに感じた疑問・メリット・デメリットについて分かりやすく解説していきますね。
この記事で分かること |
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インヴァストカードとは?
インヴァストカードはインヴァスト証券とジャックスが提携して発行するクレジットカードです。
インヴァスト証券は「トライオートETF」「トライオートFX」「シストレ24」「FX24」などの投資サービスを提供しています。
インヴァストカードのブランド・ポイント還元率・年会費は?
インヴァストカードは国際ブランドVISAのみ選択ができます。
個人的にはJCBで楽天カードを作ったときに利用できる店舗が少なく面倒に感じたので、VISAブランドのカードを1つ作っておくと旅行やビジネスでの支払いに非常に便利だと思います。
インヴァストカードのポイント還元率は1%と標準的ですが自動で現金化されて積立投資ができるのでポイントが失効する危険性がないのはメリットですね。
インヴァスト証券の公式サイトによるとカード利用者の50%がポイントを失効してしまっているので、ポイント積立投資を利用することで無駄なく資産を増やすことができるでしょう。
そして年会費は初年度無料。2年目以降は年1回以上のカードショッピング利用で年会費が無料になります。
小額でもカード利用をすれば年会費を実質無料にできるのは嬉しいですね。
年間で一回もカード利用がない場合は1,350円(税込み)の年会費が発生するので注意しましょう。
インヴァストカードの作り方は?
インヴァストカードを作るときにはインヴァスト証券の口座開設を事前にしておく必要があります。
インヴァスト証券の口座を開設した後、ログイン画面から「マネーハッチ(インヴァストカードはこちらから)」を選ぶとカードの申し込みができます。
カード利用の1%が自動でトライオートETFに投資される
インヴァストカードの最も大きな特徴として、カード利用のポイントが自動でトライオートETFに積立投資がされて資産運用ができる点でしょう。
このポイント自動積立投資の仕組みは
- カード利用の買い物の1%がポイント還元
- ポイントが自動で現金化される
- 自動でトライオートETF に投資がされる
といった流れなのでクレジットカードのポイントが失効せず元本ゼロから資産運用ができる点でメリットがあります。
今なら最大8,700円のポイントがもらえるキャンペーン中
インヴァストカードを作って条件を達成すると最大で8,700円分のポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。
キャンペーンの条件と獲得ポイントはこちらです。
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カード入会後3ヵ月間のショッピング利用額の合計が10万円以上で5,000円分のJデポが付与されます。
5万円以上だと2,000円。7万円以上だと3,000円とポイント額が変わるので注意してください。
Jリボサービスはショッピング利用が自動的にリボ払いになるサービスです。ポイントがもらえるメリットはありますが、リボ払いの利率は非常に高いためシロガネはJリボサービスの登録はしませんでした。
インヴァストカードのメリット
ポイントでトライオートETFへの自動積み立て
インヴァストカードの審査が完了するとインヴァスト証券のログイン画面から「マネーハッチ」の設定ができるようになります。
ポイントでの自動積立投資は「投資スタイルを選ぶ」から3つのコースを選べば完了します。
投資スタイルは「リスク重視」「バランス重視」「リターン重視」の3種類がありデフォルトではバランス重視に設定されています。
投資対象ETF | 年平均リターン | |
リスク重視 | 高利回りの社債ETF | 1.14% |
バランス重視 | 世界株ETF | 5.40% |
リターン重視 | 日経225・S&P500 ETF | 5.12%~6.91% |
なお積立金額が一定額以上になると上記ETFにレバレッジを掛けた商品に投資をすることができるようになります。
例えばバランス型だと積立金額1万円以上で「世界株ETF自動売買1.5倍」と世界経済インデックスの指標の1.5%の値動きをするETFに自動積立を選べるようになります。
積立設定を一度やってしまえばポイントの執行を気にすることなく自動でETFに投資をすることができ非常に便利な機能ですね。
入出金も手数料無料で簡単にできるのでポイントの利用幅が広いカードと言えます。
通常、クレジットカードのポイントをもらっても使い忘れて失効してしまったり、換金して消費してしまうことがほとんどですが、インヴァストカードならポイントを資産運用の一部として増やしていける点は大きなメリットですね。
トライオートETFは為替リスクがない
トライオートETFはインデックスファンドの指標そのものに連動する商品なので為替ヘッジ付きで安定した運用ができるのが特徴です。
例えばS&P500が5%値上がりしたけど為替が10%円高になったからトータルで損をしたということはないわけですね。
シロガネもトライオートETFで運用をしていますが自動売買をしてくれて安定的な運用ができる点が気に入っています。
インヴァストカードのデメリット
トライオートETFは金利とスプレッドがかかる
トライオートETFは売買手数料が無料ですがしっかり金利とスプレッドのコストが発生します。
金利調整額の支払いは、建玉を保有した状態で午前5時55分(米国サマータイム期間午前4時55分)を迎えると日々発生し、有効証拠金から差し引かれます。月曜日から木曜日の付与日数は1日。金曜は3日となります(休日等に関わらず)。
つまりトライオートETFで自動売買の設定をしている金額に応じて手数料が発生するので注意しましょう。
また、トライオートETFの買値と売値はインヴァスト証券が提示していて2つの価格に差があります。これを「スプレッド」といいますが売買の度に手数料として徴収されます。
元本割れのリスクがある
トライオートETFに限らず金融商品である以上元本割れのリスクがあります。
特にトライオートETFは自動売買のスタイルによっては下げ相場で大きく資産が減ってしまうリスクがあります。
ポイント積立投資の場合は実質的な元本はゼロなので負担は少ないですがリーマンショックのような暴落時には自動的にロスカットされて元本割れを起こす可能性があることを覚えておいてください。
確定申告で税金を納める必要がある
トライオートETFでの取引は利益確定をした場合に約20%の税金が発生します。
FXと同じように特定口座での源泉徴収やNISA・つみたてNISAの制度は使えないため、売買益が年間20万円を超える場合には確定申告で税金を納める必要があります。
インヴァストカードの評判
SNSでのインヴァストカードの評判をチェックしてみるとやはりポイント積立投資がとても評価されているようでした。
「インヴァストカード」のポイントで投資する最大のメリットは、自動的にほったらかし投資ができる点! ポイントを無駄なく、効率的に使って資産形成しよう – ダイヤモンド・オンライン https://t.co/HLNP8LdRzN
— ハルアキ@ろくろく36でaと漏れる (@main0top0) September 9, 2018
最近の資産運用のトレンドはポイントで元本ゼロの投資をする感じなのでインヴァストカードは人気なんですね。
インヴァストカードのまとめ
ポイントで自動積立ができるインヴァストカード について解説してきました!
シロガネはすでにトライオートETF で運用をしていますが元本を増やすのが結構難しいのでポイントを利用して資産を増やしていこうと考えています。
トライオートETFの運用自体も好調なので運用額を増やして効率的にお金を増やしていけるのを期待しています。
ぜひ元本ゼロで資産運用を始めたい人はインヴァストカードでポイント投資を始めてみてくださいね!