当記事ではひふみ投信の手数料について解説をしています。

ひふみ投信の手数料が高いって聞いたけどホントなの?

一概に高いとは言えないんだけどね。
ただデメリットの一つではあると理解しておくといいよ。
結論から言うとひふみ投信の手数料は高いです。
しかし、単純に「手数料が高い=投資しないほうがいい」と考えてしまうのはもったいないでしょう。
当記事の内容をひふみ投信に投資する前にチェックしておいてどの程度のお金を入れるのかの判断に役立ててください!
当記事の内容
- ひふみ投信の手数料は年1.0584%(税込)とやや高い
- ひふみ投信の利回り次第で手数料が割高か割安かが判断できる
- 直販のひふみ投信なら手数料を安くすることができる
- ひふみ投信に投資をする前に投資方針を理解しておくのがおすすめ
ひふみ投信の手数料は高い?
ひふみ投信の手数料は年1.0584%(税込)と最近の投資信託の低コスト化の流れの中では高いですね。
ひふみ投信はアクティブファンドなので手数料が高い
ひふみ投信はファンドマネージャーが長期的に成長するであろう会社を選んで投資をする「アクティブ型」です。
反対に、任意の会社を選ばないで市場平均と同じ成績を目指す投資信託を「インデックス型」と呼びますが、手数料はインデックス型の方が安い傾向にあります。
関連記事:【初心者向け】投資信託のおすすめ商品と選び方を解説|運用実績も公開中
日経平均よりも低い利回りのひふみ投信では手数料が割高になる
上の図はひふみ投信の基準価格とTOPIXの値動きのチャート図です。
2010年から2017年まではTOPIXを大きく上回る成績でひふみ投信は推移していますね。しかし、2018年からはTOPIXよりも下落幅が大きく回復もしていない状態です。
ひふみ投信がTOPIXよりも高い利回りで運用できているときは高い手数料でも投資をする合理的な理由がありました。
手数料の差を鑑みてもひふみ投信に投資をした方がインデックスファンドを買うよりも儲かったからですね。
しかし、最近のひふみ投信の値動きはむしろTOPIXよりも悪いレベルなので、手数料が高いひふみ投信に投資するよりも低コストのインデックスファンドに投資をした方が合理的と言えるでしょう。
関連記事:ひふみ投信の利回りが不調!|これから始めて大丈夫なのか解説します
ひふみ投信の手数料を安くする方法

ひふみ投信の手数料って高いんだ…

直販のひふみ投信なら手数料を安くする方法があるからチェックしてみてね!
ひふみ投信には一定の期間以上保有をしていると手数料の一部が戻ってくる「資産形成応援団制度」があります。
資産形成応援団の詳細
- ひふみ投信を5年以上保有していると資産額の0.2%を還元
- ひふみ投信を10年以上保有していると資産額の0.4%を還元
つまりひふみ投信を5年以上保有し続けると実質的に手数料を安くすることができるんですね。
「長期の資産形成」を目指すひふみ投信ならではのサービスと言えるでしょう。
ただし、資産形成応援団のサービスが受けれるのは直販の「ひふみ投信
」だけです。
証券会社経由で投資をする「ひふみプラス」や「ひふみ年金」は対象外なので注意しましょう。
【ひふみ投信
の公式サイトをチェックする】
結局ひふみ投信に投資をするべき?

結局ひふみ投信はやった方がいいの?
ひふみ投信に投資をするべきかは完全に個人の考えによるので明確な答えはありません。
しかし、投資をする前に知っておいて欲しいことがあります。
- ひふみ投信の手数料はインデックス型の投資信託に比べると高い
- 大多数のアクティブ型の投資信託は長期で見るとインデックス型に負ける
- 「ひふみ投信に投資をする」=「ひふみ投信のファンドマネージャーを信じる」ということ
最近の資産運用のトレンドでは「インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも長期で見ると資産を増やしやすい」と言われています。
そんな中でアクティブ型のひふみ投信をあえて選ぶということはひふみ投信のファンドマネージャーの手腕を信じて賭けるということに他なりません。
大多数が負けるアクティブ型の投資信託の中でひふみ投信が市場平均よりも高い利回りを出し続けることができると考えることができるならひふみ投信に投資をするべきでしょう。
反対に、何となくひふみ投信を買ってしまうと後悔することになるかもしれません。
ぜひ投資をする前にひふみ投信のファンドについて少しでも調べ、他のインデックスファンドと比較してからお金を出すようにしてくださいね。