当記事ではNISA口座の移管手続きの手順と楽天証券のNISAのメリットついて解説しています。
NISAは年間120万円までの投資にかかる運用益が非課税になる制度です。
通常は投資信託や株式の売却による運用益には20.315%の税金がかかります。
しかし、NISA口座で運用をしていれば利益をすべて受け取ることができるので資産運用には必須の制度と言えるでしょう。
注意したいのがNISA口座は1人につき1口座しか開設ができない点です。
既にNISA口座を持っている人が他の金融機関でNISA口座を開設したい場合は移管手続きをする必要があります。
シロガネは2016年からひふみ投信
でNISA口座を作って運用をしていましたが、2019年度のNISA口座は楽天証券
にすることに決めました。
実際に移管をした手続きと楽天証券に変更した理由を紹介しているので、すでにNISA口座を持っているけどもっと効率的に資産運用をしたい人はぜひ参考にしてください!
【楽天証券 のNISA公式サイトをチェックする】
ひふみ投信から楽天証券へNISA口座の移管手順
既に開設しているNISA口座から他の金融機関への移管手順について解説していきますね。
金融機関のNISA口座移管手順
- 開設している金融機関から「非課税口座廃止届出書」を取り寄せる
- 新しくNISA口座を開設したい金融機関から「非課税口座開設届出書」を取り寄せる
- 1と2の書類と本人確認書をセットにして新しい金融機関に提出する
NISA口座は1人につき1口座しか持てないので、すでに口座を持っている金融機関から「NISA口座を廃止しました!」と証明書を取り寄せる必要があります。
そして新しい金融機関にNISA口座の開設の申し込みをすることで移管手続きが完了します。
ですので、グーグルの検索窓に「ひふみ投信 非課税口座開設届出書」と入力するか下記のURLをクリックしたほうが簡単に届出書を入手できます。
ひふみ投信から楽天証券にNISAを変更した理由
シロガネはひふみ投信でのNISA口座は年間120万円投資をして利益もかなり出ていました(最近は少し含み益が減っていますが…)。
関連記事:ひふみ投信の積立を月10万続けていたら含み益が120万を超えました|【運用実績2018年10月1週】
関連記事:ひふみ投信の運用実績は+67万円。利回り18.1%と回復しました!【2018年11月2週】
しかし、NISA口座については楽天証券で開設して運用するほうがメリットが大きいと考えて移管することを決めました。
変更した理由と楽天証券のメリットを解説していきますね。
複数の投資信託でNISA口座のポートフォリオが組める
直販のひふみ投信でNISAを開設していると、NISA口座で投資ができるのがひふみ投信だけになります。
シロガネはNISA口座で毎月10万円と投資資金の大部分を使っているので、ひふみ投信に資産が偏っているのが悩みでした。
楽天証券でNISA口座をつくれば、「楽天・全米インデックスファンド」や「eMAXIS Slimシリーズ」といった低コストの投資信託を組み合わせて運用ができます。
もちろんひふみ投信と同じ値動きをする「ひふみプラス」にも投資ができるので、ポートフォリオのバランスを考えたときに楽天証券でNISA口座を作ったほうが合理的だと判断しました。
楽天カードでの積立引き落としで楽天スーパーポイントがもらえる
楽天証券で投資信託の積立買い付けをするときに楽天カード で決済することで投資額の1%が楽天スーパーポイントとして還元されます。
ポイント還元されるのは月50,000円分までと制限がありますが、デメリットないで楽天スーパーポイントがもらえるのは非常に大きなメリットですね。
年間6,000円分の楽天スーパーポイントを付与された場合、20年間続けると120,000円になるので資産運用の効率が高まるのが魅力です。
関連記事:楽天カードで投信積立ができる!1%のポイント還元で投資信託に再投資がおすすめです
楽天スーパーポイントで投資信託を買うことができる
楽天市場
での買い物や楽天カード
の利用でもらえる楽天スーパーポイントを使って投資信託を買うことができます。
楽天証券 限定のサービスですが、投資元本を増やすには最適な方法ですね。
しかも投資信託のポイント買付は100円分からでも可能なので使う予定のない少額のポイントを有効利用することが可能なので楽天スーパーポイントが余っている人にはおすすめのサービスです。
関連記事:楽天スーパーポイントで楽天証券の投資信託に投資ができる!おすすめ銘柄・メリット・買い方をまとめました
楽天証券には「楽天VTI」や「eMAXIS Slimシリーズ」といった優良な投資信託が揃っている
NISA口座で運用する投資信託の質・量ともに楽天証券は素晴らしいラインナップを揃えています。
具体的には購入手数料が無料(ノーロード)で信託報酬手数料が安い「楽天VTI・VT」や「eMAXIS Slimシリーズ」ですね。
特に、「楽天VTI(楽天・全米インデックスファンド)」や「eMAXIS Slim先進国インデックスファンド」、「eMAXIS Slim米国株式」は資産運用の王道と呼べる定番商品です。
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「NISA口座を開設したけど良い投資信託がない」
といった心配は楽天証券では不要です。
ひふみシリーズの「ひふみプラス」にも投資ができる
もちろん楽天証券ではひふみ投信のシリーズである「ひふみプラス」にも投資ができます。
基本的な組み入れ銘柄や運用成績はひふみ投信もひふみプラスも変わらないので引き続きひふみ投信
での資産運用は続けていく予定です。
関連記事:ひふみ投信とひふみプラスのどっちを選ぶべきか?NISAで300万投資した実績をもとに考察
NISA口座の移管手続きはお早めに
2019年度のNISA口座の開設は2018年の12月31日までに行う必要があります。
2019年中にNISA口座の変更もできますが、一度使ってしまったNISAの非課税枠は再利用ができないのでなるべく早めに移管手続きをしたほうがいいでしょう。
「まだNISA口座を作っていない」
という人は投資するかは別として楽天証券 でのNISA口座の開設だけは2018年中にやっておけば資産運用をしたくなったときにスムーズに投資ができます。
楽天証券のNISA口座の開設は手数料無料でできるので特にデメリットはないのでサクッと作ってみてくださいね!