当記事では、大人気のアクティブファンドひふみ投信
の今後の将来性について解説しています。
「ひふみ投信って今から始めても大丈夫なの?」
「ひふみ投信の買い時はいつ?」
こういった疑問をお持ちの人はぜひ最後までおよみくださいね。
この記事で分かること |
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それでは見ていきましょう!
最近のひふみ投信の成績はどう?
シロガネはひふみ投信で3年以上運用をしています。
月額10万円をNISA口座に積み立てて3年間で含み益100万円、トータルリターン30%以上と非常に良い運用実績でした。
関連記事:【2018年最新版】利益が100万円を超えたひふみ投信の運用実績をブログで公開
しかし、2018年に入ってからひふみ投信の基準価格は振るわなくなりました。
8月に入ってからは毎日マイナス成長とTwitterのコメント欄も荒れていましたね。シロガネも最近の1ヵ月で含み益が30万円ほど減少しました。
関連記事:ひふみ投信の利回りが不調!|これから始めて大丈夫なのか解説します
ひふみ投信の基準価格は半年で-3.3%
ひふみ投信の公式ページで発表されている基準価格推移によると、ひふみ投信の値動きは半年でマイナス3.3%のようです。
3年前からの利回りで見ると成長率がプラス50.0%と非常に高い成績を出していましたが、2018年からひふみ投信を始めた人には厳しい状況ですね。
ひふみ投信の不振の理由は規模の急拡大?
ひふみ投信がここ最近不調と言いましたが、日本株全体が新興国の経済不調から値下がりをしています。
ひふみ投信とTOPIXの値動きを比較すると、どちらも半年でマイナス利回りとなっているのでひふみ投信の1人負けというわけではないでしょう。
しかし、ひふみ投信が不振な理由は他にもあるとシロガネは考えています。
それは2017年の「カンブリア宮殿」に出演後からの大幅な資金流入とそれに伴う規模の急拡大です。
ひふみ投信の純資産残高は1445億円と日本のファンドの中ではトップ10に入るほど大きな規模になっています。
純資産額が大きくなればファンドが運営不能になるリスクは低くなりますが、従来ひふみ投資が得意としてきた成長株への投資が難しくなるという側面もあります。
大きい規模のファンドが中小企業の株に投資をしてしまうと一気に価格が上がってしまうなどのデメリットがあるからですね。
ひふみ投信の組み入れ銘柄の市場別比率を見てみても、マザーズやジャスダックの比率が低くなっていることがわかります。
ひふみ投信の今後は?
2018年の8月後半になってから基準価格の下落は落ち着きましたが、元の水準には戻っていません。
このような状況だと
「ひふみ投信って今後も投資をして大丈夫なの?」
と気になりますよね。
個人的な見解ですが、ひふみ投信はこれからも投資を続けていくべきファンドだと考えています。
その理由としては、
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だと思います。
ひふみ投信の組み入れ銘柄|海外企業株が10%と拡大している
ひふみ投信の海外株の組み入れ比率は少しずつですが拡大しています。
2010年は海外比率が0%だったのが、2017年8月には2.9%。直近では10.4%となっています。
組み入れ銘柄の上位も1年前は東京センチュリーやあいホールディングなど日本企業だったのに対し、直近ではAmazon・VISA・マイクロソフトが上位に入っています。
日本株よりも海外株の方が絶対に儲かる!とは言いませんが、ひふみ投信ほどの規模になると日本市場から米国市場へ投資比率を高めたほうが効率的に運用ができると考えています。
やっぱり藤野社長が信頼できる!
ひふみ投信の藤野社長は独特の基準をもって長期的に成長していくであろう会社の株に投資をしています。
シロガネもひふみ投信のセミナーに参加して投資に興味を持った経験があります。直接お話を聞いて「この人は信頼できるな」と感じたことは今でも忘れません。
市場平均と同じ値動きを目指すインデックスファンドに勝てるアクティブファンドはほとんどないと言われていますが、独自の指標をもって地道に企業調査と長期投資を続けるひふみ投信は今後も有力な投資先となるでしょう。
ひふみ投資の買い時は?|迷ったら積み立て投資がおすすめ
ひふみ投信に投資をしてみようと思っていても、最近の成績がよくないと聞くと投資に踏み切れない人もいるでしょう。
そんな人は小額を積み立てる方法でひふみ投信の運用を始めることをおすすめしています。
積み立て投資なら価格が下がった時に多くの量を買えるので将来の値上がり時に大きな利益を狙うことができますね。
直接ひふみ投信を買う場合は1,000円から。SBI証券 などの証券会社で「ひふみプラス」を買う場合は100円から投資ができるので、投資したお金が減っても気にならない程度の額で積み立て投資を始めてみるのはどうでしょうか?
余裕があればNISAやつみたてNISAの口座を開設して運用すれば節税もできるのでおすすめです。
「買うタイミングを考えすぎて、いつまでたっても投資ができない!」
となってしまうともったいないので早めにひふみ投信で運用をはじめましょう。
シロガネは年間120万ほどひふみ投信を買って将来の値上がり益を楽しみにしていますw