学資保険はもったいない。返戻率の計算方法と意味を理解しよう。

初心者向け資産運用ノウハウ

あなたは学資保険に加入していますか?

 

「子供の将来のために…」

「返戻率が高くてお金が増えるから…」

そう思って学資保険に加入をしようとしているならちょっと待ってください!

 

もちろん学資保険は良い運用方法ですが、目的をきちんと考えて加入しないと損をしてしまう可能性があります。

30代で子供のために学資保険に入ろうか迷っている人はぜひ読んでみてください。

 

学資保険の返戻率は利回りに直して計算しよう

学資保険と積立NISAはともに、将来に向けての資産運用という点で似ています。

どちらもお金を積み立てて、将来お金を増やすのが目的ですね。

 

学資保険の特徴はこんな感じです。

  • 元本が保証されている(ように見える)
  • 満期になると元本に加えて返戻金がプラスで入金される
  • 運用は保険会社にお任せ

 

ザックリいうと「少しの期間、お金を預けることで増えて戻ってくる金融商品」です。

学資保険が人気なのは元本が保証されていて確実にお金が増える安心感があるからですね。

 

しかし、実際は学資保険でも元本割れを起こす場合もあります。

例えば契約期間中に現金が必要になって学資保険を解約した場合は違約金が発生してお金が減ってしまうことがあります。

 

雪だるまくん
雪だるまくん

けどほとんどの場合お金が増えて戻ってくるんでしょう?

だったら貯金よりも学資保険に加入したほうがいいんじゃない?

その通りですね。

 

学資保険の場合は満期になったらお金がプラスになって戻ってきます。

このプラスのパーセンテージを「返戻率(へんれいりつ)」と呼びます。

期間20年、払い込み金額が200万の学資保険Aは満期になると240万に増えます。

この場合の返戻率は120%です。(税金は計算に入れていません)

 

雪だるまくん
雪だるまくん

預けたお金が120%に増えるなんてすごいじゃないか!

 

あなたもこう感じたのではないでしょうか?

たしかに、銀行預金で200万円を運用した場合はせいぜい1万円も増えないので、それに比べればよい運用結果だといえます。

 

しかし、この返戻率という言葉はお客さんを喜ばすためのセールストークであって、ファイナンシャルの世界では本来使いません。

 

資産運用の世界で使う言葉の「利回り」に直すと今回の学資保険Aの運用結果はこう表現できます。

学資保険Aの年間利回りは1%

 

急に普通の運用結果だと感じませんか?

なぜなら返戻率は運用期間に関係なく元本から増えた金額の比率を表しているからです。

 

資産運用で大切なのはどの程度の期間(時間)でお金を元本から増やせたか(利回り)であるので、時間を無視しした返戻率は指標として役に立ちません。

けど学資保険に入るひとは「預けたお金が120%になって返ってくる」というキーワードに魅力を感じてしまいます。

 

こうした数字のマジックに騙されないように、学資保険に加入するときは返戻率を利回りに計算しなおすようにしましょう。

 

実は資産運用では年間利回り1%というのは低い水準です。

あなたが少し勉強すれば年間利回り4%~6%でお金を増やすことは十分可能でしょう。

安易に「子供のために学資保険くらいは入っとかないと」と考える前にお金について勉強することをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

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雪だるま式~Snowball-Effect~