はじめに
今回はこちらの本のレビューを書かせていただきます。
サマリーは下記の内容になります(本記事はネタバレは含みません)
- 「死ぬ覚悟で闘う」メンタリティーとは
- スキルアップ+経験+メンタル=壁を超える成長
「死ぬ覚悟で闘う」メンタリティー
これは決して根性論ではありません。
”もし負けたら死んでしまう”と仮定した場合、私たちの行動はどのように変化するでしょうか。
失敗したらどうしよう、という考えは恐らく減ると思います。
自分の持てる力をすべて注ぎ込み、勝つ可能性のある方法に挑戦をするでしょう。
こうした考えが本書で書かれている、「死ぬ覚悟で闘う」という考え方です。
「死ぬ覚悟で闘う」ことと、「決して死ぬことはない」という矛盾の中で思い切って挑戦をすることが、戦いの中では非常に有効になります。
スキルアップ+経験+メンタル=壁を超える成長
私たちの考える”成長”とは何でしょうか?
先日記事にした”自己投資”も自身の成長のために投資を行うことでした。
本書では、プロの世界に入った主人公が、環境の違いやスキルの差に直面し、試合に勝てなくなる状況から、壁を乗り越えてレベルアップする描写がされています。
”壁を乗り越える”ことは一日ではできません。
- 技術や知識の向上
- 実戦での経験
- 新しいメンタルが1.2をつなげる
という流れになります。
1.の技術や知識の向上だけでは当然ながら不十分です。
2.の実戦での経験も非常に重要ですが、それだけでは単発の成功や改善にとどまり、成長とは言えません。
ここで大切なのは、1.2をたゆまず続け、その中でメンタルを鍛えることでそれらをつなげることです。
具体的には、
- 知識を身に着ける
- 実戦で試してみる
- 上手くいった際の自身の”心の状態”を正しく把握する
- 意識的にうまくいったときのメンタルの状態を再現できる
ここまでが真の成長です。
壁を乗り越えるためには努力の継続と、それを再現できるメンタルが必要なのです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
本書はスポーツだけでなく、ビジネスの現場でも非常に有益な考え方詰まっています。
ぜひご一読いただき、役立ててみてください。
ありがとうございました。