はじめに
今回はこちらの記事を参考にお話をさせていただきます。
サマリーは下記の内容になります。
- 睡眠には重要な役割がある
- 新しく認知されてきた「新・睡眠のゴールデンタイム」がある
- 新・睡眠のゴールデンタイムの効果を高めるためには入眠儀式が大切
睡眠には重要な役割がある
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疲労やけがから体を回復させ筋肉を保つ
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記憶力・集中力と意欲を高める
記事では睡眠の効果として上記を挙げています。
社会人は限られた時間の中で成果を出していかなくてはならないため、日中の集中できる時間をいかに確保するのかが重要です。
しかし、過去のショートスリーパー信仰に象徴されるように、受験勉強や徹夜での仕事が称賛される傾向に日本はあります。
記事では毎日、10時間以上睡眠をとった人のそうでないときとの運動のパフォーマンスを比較した実験を載せています。
それによると、睡眠時間が短いとフリースローやダッシュ、練習に対するやる気においては睡眠時間が短いと低下することが実証されています。
短い睡眠では、半分酔っ払ったような状態になるので、むしろ短い睡眠しか取れない人は日中のパフォーマンスが落ちるのですね。
「新・睡眠のゴールデンタイム」とは
夜の10時から12時までが睡眠のゴールデンタイムと言われていますが、記事では入眠後の3時間が睡眠の質を左右する、「新・睡眠のゴールデンタイム」としています。
睡眠を始めてから3時間が、成長ホルモンの分泌が活発になるため、この時間帯に深く良質な睡眠をとることができれば大きな効果が期待できます。
入眠儀式が大切
「新・睡眠のゴールデンタイム」を生かすためには、寝る直前の行動(入眠儀式)が大切になります。
まず、脳をクールダウンさせるため、
- 寝る前の照明は間接照明にするなど明るくしすぎず、スマホやPCは触らない
- 就寝前3~4時間のカフェイン摂取は避ける
- お酒は眠りを浅くし、タバコには覚醒作用があるためできるだけ控える
そして、リラックスをするため、
- アロマの香りを楽しむ
- 軽い音楽を聴く
- 40度以下のぬるめのお湯に浸かる
(記事より抜粋)
特に、スマホやPCに触れないというのは非常に重要です。
ブルーライトを浴びたあとは脳が覚醒状態になってしまうため、睡眠後、すぐには深く寝ることができません。
これでは、睡眠のゴールデンタイムを充分に生かすことができないのです。
さいごに
最近のビジネスのコラムでも、睡眠の重要性が着目されています。
今までは、労働時間を長くすれば成果が出たのに対して、現代は限られた時間の中でいかに生産性を高めるかが問われていることが原因です。
睡眠についは人それぞれ特徴がありますので、一概に正解はありませんが、睡眠時間を十分に確保し、その前の入眠儀式を意識することで着実に効果が出てくると思いますので、皆様もぜひお試しください。
ご一読ありがとうございました。