企業研究⑨ シェアリングエコノミー

 

はじめに

 

 今回はこちらの記事を参考にお話をさせていただきます。

 

forbesjapan.com

 

サマリーは下記の内容になります。

 

  • 中国ではシェアリングエコノミーが発達している
  • 要因は、若者が前向きなことと、モバイル決済の発達が挙げられる
  • 日本ではどうか

 

中国のシェアリングエコノミー

 

成功したシェアリングサービスにはカーシェアの「滴滴出行(ディディチューシン)」や個人間融資プラットフォームの「Lu.com」が挙げられるが、もっと多様なものが登場している。モバイル決済が日常化した中国では、新たなシェアリングサービスが、雨後のタケノコのように生まれ、最近ではその領域はバスケットボールや洗濯機まで広がっている。」(記事より抜粋)

 

多くの中国人の方がシェアリングエコノミーを利用しているそうです。

 

車のような大きなものから、スマートホンの充電器のような小さいものまで幅広くビジネスが生まれているのは非常に興味深いです。

 

シェアリングエコノミーの発達の要因

 

ミレニアム世代の意識

日本では”さとり世代”とも言われますが、消費意欲が従来の世代よりも希薄なことが特徴の一つに挙げられています。

 

中国のこうした層は、物を購入し消費することよりも、レンタルすることで目的を達することに心理的なハードルが低いとのことです。

 

モバイル決済の発達

中国ではWeChatやアリペイといった、インターネット企業のオンライン決済システムがいたるところで利用できます。

タクシーから町の屋台まで、国民は現金を持ち歩くことなくサービスが受けれます。

 

シェアリングエコノミーのポイントは、”簡易性”があり、物を購入した際の梱包の破棄やメンテナンスといった煩雑な作業を軽減できることが利用するメリットになります。

 

モバイル決済の発達は、シェアリングエコノミーを気軽に利用する後押しになっており、その利便性をさらに高めています。

 

日本ではどうか

 

日本でもシェアリングエコノミー協会なるものが存在しており、同業の企業間でもコミュニケーションも取られているようです。

sharing-economy.jp

 

カーシェアリングのタイムズや、中古品の取引プラットフォームのメルカリなど、日本でも多くの企業が参入しています。

 

さらに、若い世代ではミニマリストと呼ばれる方々が、なるべく物を所有しないでストレスフリーな生活を送ることを重視しています。

 

つまり、日本でも20代から40代の世代はシェアリングエコノミーを抵抗なく受け入れることができると、これまでの流れから予測できます。

 

オンライン決済ビジネスも発展が著しいため、今後はさらに伸びていく分野だと思います。

 

さいごに

中国でシェアリングエコノミーが非常に発達しているのは驚きました。

大量生産大量消費国家だと思っていたのに、むしろ日本よりもはるかに消費者の考え方は進んでいるように思えます。

 

今後はこれまで大量生産・大量消費で経営を成り立たせてきた企業がより苦境に立ち、上手くシェアリングエコノミーの流れに乗れた企業が伸びていくと思います。

 

個人でもシェアリングエコノミーの構築は不可能ではないので、私も調整したいと考えています。

 

ご一読ありがとうございました。

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