はじめに
今回はこちらの記事を参考にお話をさせて頂きます。
こちらの記事の発端は、先日記事にさせていただいた、経産省の「不安な個人 立ちすくむ国家」の文書になります。
長時間労働の是正と100歳までの人生がある、と考えた次のステップとして、「これからすべての人が生涯学び続ける必要がある」と経産省の人材政策の責任者は語っています。
なぜ、すべての人が生涯学び続ける必要があるのか?
それについて、考えていきます。
変化する時代の要因
学び続ける必要性については、外的要因が非常に大きいものになります。
この3つが私たちの働き方・生き方を変えることを求めています。
昭和の働き方や価値観では、これらの外的要因によって変化する時代に対応ができないのです。
なぜなら、サラリーマンは優良企業に入社できれば定年まで安泰で、定年後は年金暮らしで優雅な生活、というモデルは現実的ではなくなっているからです。
AIに仕事を取られる職業もあり、1人が長時間労働をしても市場が縮小し、定年後も30年以上も仕事をせずに生きていかなければならないのです。
働き方のカギは「生産性の向上」
以前、読書レビューでちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を取り上げましたが、これらか労働人口が減少することで日本は生産性の向上こそ最も重要なことと、茶者は述べていました。
私なりに生産性の向上のために必要なものは何かを考えたときに、以下の結論に達しました。
- まず、働く時間を減らす
- AIや外部業者を使って自分の時間を確保する
- 確保した時間を使って、将来のための学びに投資をする
1.のまず働く時間を減らすは、生産性を高めるためには時間の制限を設け、「限られた時間の中でどうアウトプットをするのか」を考えることが第一歩です。
そして、2.は「なんでも自分でやらない」と割り切ること。
3.は確保した時間を投資に回すことで、スキルや知識を増やし、更なる生産性の向上のサイクルを作る、ことになります。
学習への投資こそ生産性向上の王道
参考にした記事においても、
「生産性向上の王道は教育と投資。これはどの時代でもどの国でもそうで、教育と人材への投資によって生産性を高めるというのが歴史上の人類の知恵です」
と述べられており、人口が減少することが確定している日本ではすべての人が生産性向上のために学習する必要があります。
外的要因によって生産性の向上が必須になった日本においては、個々人が学習への投資を続けなければならないのです。
さいごに
私もサラリーマンですが、ある意味慣れてしまえば楽な仕事だと感じるところも多いです。
大したアウトプットもせずに毎日出勤してれば給料がもらえます。
「大企業でも倒産する時代といっても、本当にやばいことは自分の周りでは起こらないだろう」と考えてしまうときもあります。
しかし、明確に社会の状況が変わり、自分の将来を冷静にかんがえたときには、このまま1社に依存して何も投資せず過ごすのは非常にリスクが高いと思えます。
皆様も、自分の人生が100歳まで続くと考え、その人生を幸福に過ごすために学習する必要があるかと、一度お考えください。
そして、少しづつでもいいので、学び続けるようにしましょう。
ガンジーの言葉ですが、
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」
以上になります。
ご一読有難うございました。