はじめに
今回は企業研究と、そこから学べるマインドセットについてお話をさせて頂きます。
参考にした記事は
Amazonが「世界を食い尽くしている」理由を考える | TechCrunch Japan
こちらになります。
Amazonが世界を食い尽くしている理由
小売業含め、圧倒的な強さを誇るAmazonですが、その地位は今後ますます強化されていくと著者は述べています。
Amazonの多種多様なビジネスモデルが強さの秘訣であり、CEOのベゾスのカリスマ性も要因の一つであります。
しかし、著者はAmazonの本当の強みは違う点にあると指摘しています。
Amazonの優位性は事業の全てが外部に向けたサービス志向のアーキテクチャーを持っている点にある。Amazonは同社の事業のあらゆる側面をそれぞれ独立したプラットフォームとして公開し、市場での競争にさらしてきた。(記事より抜粋)
少し分かりにくいですが、簡単に言うとAmazonの優位性は、
「自社の中にあるプラットフォームを外部(市場)に公開していくこと」にあると述べられています。
社内のインフラシステムを顧客向けに開放したサービス(AWSなど)の結果、成功すれば利益が上がり、失敗したとしても、社内でその非効率なシステムが肥大化することを防ぐことができる。
FBAの優れたビジネスモデル
Fba とはフルフィルメント by amazon の略で amazon が商品の在庫管理出荷 代金の請求を代行してくれるサービスのことです
販売者は FBA を利用することで、在庫の保管や代金回収にかかるコストも節約できます。
FBAはAmazon全体の売上高の25%を占めています。
非常に膨大なリソースが必要なFBAですが、Amazonは他企業の倉庫のオペレーションをベンチマークして 改善を繰り返し圧倒的な仕組みのあるサービス作り上げています。
FBAも自社の倉庫のオペレーションを外部に公開し利益を上げているそうした携帯のプラットフォームビジネスであるといえます。
さいごに
Amazon の圧倒的な 優位性は何となくですが理解していましたがこうした見方もあるのはとても勉強になりました。
特に 自社のリソースを外部に公開し利益を出していく方法はとても参考になります。
アマゾンのこうしたやり方は 個人のビジネスでも活かせると思います。
自分の持っているリソースをまず市場に公開し、競合を徹底的に分析しベンチマークにして改善していくことで 優位性を築く。この考え方はぜひとも取り入れていきたいです。
非常に参考になる記事でしたので、皆様もぜひ一度ご一読ください。