はじめに
本日、Newspickで読んだ記事を参考にファイナンシャル教育について考えていきます。
論者のムービー・キムさんは『最強の働き方』の印象が強かったですが、Newspickのおなじみのコラムニストみたいです。
著書もとても面白かったですが、今回の記事も考えさせられる点が多かったです。
グローバルで活躍するためには
キムさんはこの条件として、
- グローバルで通用する能力がある
- 相手の視点から「見る」「感じる」「考える」ことができる
としています。
1.については、「ローカルマーケットで第一人者になる」としており、「この国のこのことは~に聞けば必ずわかる」というところまで情報収集と知識をつけることで、代わりのいないビジネスパーソンになることができる。
2.については、1国のメディアだけではその国の大衆向けの情報に偏ってしまうため、国際的な情報を多角的に収集しようとする必要があると述べています。
1.2とも、重要なのは「主体的に」情報収集をすることだと感じました。
金融リテラシーを高めるためには
ファイナンシャル教育において、最も最適なのは「実際に投資をしてみる」ことだと述べています。
周到な準備をして、様々なパターンを想定しても市場は何が起こるか分からない。
だったら、少額で少しずつ投資をして、トライ&エラーをしていくほうが合理的とされている点はとても納得のいくものでした。
何より、「お金について学ぶことでインセンティブが生まれる」点は国際的に働かれているキムさんならではだと思います。
自分にも子供にもファイナンシャル教育を
日本は「お金について話すこと、学ぶことが品がなく、汚い」みたいな風習があるとよく言われます。
若い人はそうでもないと思いますが、結構年を取った人、特に学校の教師の方々に多い印象があります。
資源も少なく、少子高齢化していく日本において、「お金にお金を稼いでもらう」知識は非常に重要なものであり、自分にも、自分の子供にもファイナンシャル教育をすることが必須です。
あくまで少しずつ、トライ&エラーをしていくためにまずは少額の投資をしてみて、そのための情報収集を主体的に行うのがスタートだと思いますので、皆様もぜひお試しください。