読書レビュー 日経ビジネス 2月13日号 『すごい値付け』

『値付け』は奥深い!! 

 

読書レビューというよりも雑誌のレビューになります。

日経ビジネス 2月13日号の特集記事『すごい値付け』についてです。

 

  • 日本のビジネスでは値付け(プライシング)の意識が低く、遅れている
  • 30万でも売れるソニーウォークマンもある
  • 中途半端な値付けではなく、ターゲットを明確にすることが重要

イチキュッパ戦略

よく使われている、1980円や980円の値段設定。

こちらは「イチキュッパ戦略」と呼ばれ、2000円や1000円に比べると割安感がでるため、購買意欲が増すとのことです。

 

しかし、家電量販店などではオープン価格が主流となり使われなくなったとか。

 

寡占市場に食い込むのなら、価格は数十分の一にする

通常何百万や何十万の商品でも、場所や用途に特化することで超格安にすることができるようになる。

株式会社シードのような、駐車場の設備投資が極端に安くできる仕組みで売り上げを伸ばしている企業も多いとのこと。

 

一日10円まで下げれば、売れないものも売れる可能性が出てくる

一日10円ということは年間3600円。

Amazonプライムも年間3900円と同じようなプライシングですね。

このくらいの価格設定だと顧客は試しやすいため、利益がでる仕組みを考えることができれば伸びる可能性があるとのことです。^

 

極端に値段を上げたり、極端に低価格にするなど、プライシングは非常に奥深いと感じました。

ただ物を販売するだけではデフレで利益が出にくくなっている状況から脱却するには、思い切った値付けの発想が必要かもしれませんね。

 

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