スマホを見る5分だけの時間を有効活用すると人生が変わる!!
タイトルがやや刺激的なこちらの本のレビューを書かせて頂きます。
普段何気なく使っているスマホをいかに有効利用し、人生を豊かにするかについて書かれています。
特に習慣化の方法は有意義ですので是非ご一読ください。
- 現代人はスマホを1日に2時間以上見ていて、多くの時間を取られている
- 多くのスマホアプリは人を依存させる仕組でできている
- スマホに「使われる」のではなく、「使う」ことが重要
- スマホを上手く使うと良い習慣を身に着けることができる
1.現代人はスマホを1日2時間以上見ている
ある調査会社によると、15歳以上60歳未満の男女が1日にスマホを使う時間としては、
①2時間以上3時間未満が22%
②1時間以上2時間未満が19%
③3時間以上の割合の合計は46%
となっております。
1日24時間で睡眠時間が8時間、食事、入浴の時間が3時間、残りの時間が13時間のうち、2時間を使っているということは、一日の余暇時間の15%はスマホを見ている計算になります。
私も意識してみるとスマホを見ている時間は大多数の2時間以上3時間未満です。
2.多くのスマホアプリは人を依存させる仕組みでできている
スマホの利用として多いものが、ゲームや漫画などと、LINEやフェイスブック等のSNSが中心です。
これらは簡単に始めることができ、一度始めるとなかなかやめることができません。
なぜなら、人の脳はドーパミンがでると気持ちが良くなるようにできており、ゲームをしているとき、またはSNSでだれかのタイムラインが見れるときにドーパミンがでます。
脳はこの刺激を気持ちいいものとして認識するので、気が付いたらスマホゲームを何時間もしている、という事態が起こります。
前提として、私もスマホゲームはしますし、すとれる解消としては悪いことではないと思います。しかし、これらのアプリが私たちを依存させ、時間を奪うような仕組みでできていることは意識する必要があります。
3.「スマホに使われる」のではなく、「スマホを使う」ことが重要
スマホを上手く使うことで、様々なメリットを享受できます。
意識的にスマホを有効利用することで、5分間でも有意義な時間を生むことができ、その積み重ねが充実した人生につながります。
著者はおすすめの分野として、下記の4つに関するアプリを利用することを勧めています。
- 健康
- 人間関係
- 時間
- お金
これらに関することをスマホを利用して、管理・改善をしていくことが重要です。
そのために多くのアプリを紹介していますが、私がその中でもお勧めするのは下記のアプリです。
運動系アプリ「Sworkit」
一つのアプリで、ヨガや筋力トレーニング、有酸素運動など様々なトレーニングメニューを行うことができます。
いままでスポーツジムに行くための、お金と時間を節約でき、気軽に継続できるのでとてもおすすめです。
ニュースキュレーションサイト「NewsPicks」
情報収集ツールは数多くありますが、こちらは経済ニュースに絞られており、著名な方々のコメントを多数見ることができます。
また、自分のコメントに対してのフォローを確認できるため、主体的に情報発信するツールとしても役立ちます。
習慣化アプリ「リズムケア」
こちらは本には書かれていませんが、私の愛用している習慣化アプリです。
シンプルかつ、習慣化したい項目を簡単にカスタマイズすることができます。
著者は「lion」というメモアプリを同様の習慣化に利用することを勧めています。
どちらも何度も見ることで習慣化を手助けしてくれるツールになります。
スマホを上手く使うことでよい習慣を身に着けることができる
スマホの最大のメリットは、持ち運びが楽でどこでも見ることができるという点です。
昔ならば情報収集のためには新聞を駅で買って持ち運ばなければならないところが、現代ではスマホのニュースサイトを見るだけで済みます。
その利点を最大限使うことで、習慣化やスキルアップが実現できます。
重要なのは、「何度も見て確認する」ことです。
上述した、lionやリズムケアに夢や目標、身に着けたい習慣を記録します。
そして隙間時間、エスカレーターの上り下りや電車に乗っているタイミングで見返します。
人間は何度も見ることで知識が記憶として定着し、その記憶どおりに動きます。
視覚的に目標を確認するツールをスマホで常備することが重要になります。
是非、ゲームやSNSの時間を少しだけ削り、夢や目標、習慣化したいことをスマホに入れ、見返してみてください。
6週間ほど続けることで効果がでると思います。