Amazonで販売をする場合に、利益計算をどのようにしたらいいのかについて
Amazon販売を始めるときに、事前に利益計算をしておく
主に中国ですが、商品を仕入れ、Amazon FBAで販売するAmazon輸入販売で重要な要素の一つに利益計算があります。
当たり前のことですが、
「売上-仕入原価-経費=営業利益」
のため、売上よりも仕入原価と経費を足した金額が上回っている場合には赤字になります。
物販の基本原則ですが、Amazon販売をするときにもこちらは非常に重要になります。
なぜならAmazon販売は
- 自分で価格を決めることができる
- コンペチター(ライバル)の数が多い
- 諸経費の項目が多い
といった要因から、事前にある程度入念な利益計算をしないとすぐ赤字になってしまう恐れがあります。
ですので、仕入れる前に利益計算をエクセルまたはスプレッドシートで行い、記録に残しておくことが重要になります。
Amazon販売にかかる諸経費
私は会計の専門家ではないため、正式な用語ではないと思いますが、販売には多くの経費が掛かります。
①仕入にかかる諸費用
タオバオやアリババから直接買付けを行うことは一般のセラー様は行っていないと思います。
パートナーや代行業者に協力してもらい、商品を仕入れていると思います。
その際には、商品自体の費用の他に、
- 中国国内送料
- 代行手数料
- 検品代
- FBAラベル代
- 梱包代
- OEM手数料(OEMの場合のみ)
- 国際送料
- 関税(ケースバイケース)
が発生します。
また、上記の費用は主に元建てのため、円と元のレートを確認しておくことも必要です。
②販売にかかる費用
等がかかってきます。
販売にかかる費用のうち、商品が出荷されるたびに加算されるFBA出荷手数料は
Amafee アマゾン手数料を一発で計算! アマフィーで事前に計算可能です。
③雑費
上記以外にも細かいところでかかる費用が発生します。
- 代行業者、またはパートナー様への代金入金の際の手数料
- Amazon販売不可商品の処分料
などがあります。
事前に計算をしておくことで、損益分岐点を把握する
上記の利益計算を細かく行う必要はありませんが、かかる費用を想定しておくことで、
「いくらの価格で販売すれば黒字/赤字になるのか」=損益分岐点が把握できます。
Amazonは自分で価格が決めることができるため、これを把握しておかないと、いざ仕入れて売れないときに不安になり、どんどん価格を下げてしまい、気付いたら赤字という事態が発生してしまう恐れがあります。
想定通りいかないから余裕を持っておくこと
そして大きなポイントは、
- 自分が思っているよりも費用は増大し、利益は削られていく
- なので、余裕をもった利益計算ができる商品=利益率が高い商品を仕入れる
- 現実的に利益がでる見通しが低い場合は仕入をいったん保留にする
というところです。