睡眠の質が変わると、やる気が出てくる!!
『あなたの人生を変える睡眠の法則』菅原洋平著
- 睡眠のリズムを活用する3つの法則がある
- 起床から4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする
- 今日の行動は明日のリズムのために変えていく
人間の身体は科学的に解明されてきている
作業療法士の菅原様の著書の『あなたの人生を変える睡眠の法則』を読むと自身の身体と心の調子を科学的に調整する手法が理解できます。
やる気が出ないや疲れているといった問題は、本人の精神的な要因よりも、脳の科学的な反応によるところが大きいです。
気合いを入れてやる気を頑張って出すという発想をやめて、科学的に自身の脳をマネジメントしましょう。
そのために重要なのは睡眠と身体のリズムです。
こちらの本ではリズムを整えるための簡単な3つの法則が書かれています。
起床から4時間以内に光を見る
まずは起きた後に光を見て、脳を起こしてあげましょう。日光に直接当たる時間がなくても、窓際に行くだけで体にあたる光の量は増加します。
コーヒーを飲んで目を覚ますという方法は、あくまで眠気を遮断するだけなので、根本的に身体を目覚めさせるには日光が有効です。
6時間後に目を閉じる
日中、一度目を閉じ休憩を取りましょう。
寝不足(=睡眠負債)を解消するために、休日に寝だめをするよりも、平日に昼寝を15分とる方が合理的です。
寝ることが難しければ、5分ほど目を閉じるだけでもOKです。
11時間後に姿勢を正しくする
夕方に筋肉を動かすことで、体温を上げることができます。
人間の身体の体温のほとんどは筋肉から生まれており、夕方に筋肉を使い、体の深部温度を上げることで就寝にスムーズに移行できます。
激しい運動でなくても、肩甲骨の上げ下げや、肛門の引き締め運動で十分です。
「やる気」に頼らず、科学的にマネジメントをしよう
上記のリズムを作ることで、無理なく一日の行動の質を上げることができます。
他にも
- 新しいことと知っていることの比率を50%にした時、最もやる気が出る
- 年を取ったら筋肉量を増やし、体の燃費を上げる
- 夜が遅くても、就寝の1時間前に体温を上げるとよく眠れる
これらの方法をぜひ実践してみてください。