当記事では100万円を運用するおすすめの方法を解説しています。
「頑張って貯めた100万円をどうやって運用すればいいのか?」
「100万円くらいから資産運用をやってみようかな」
余剰資金が1万円程度では運用してもほとんど増やせませんが、手元資金が100万円を超えているのなら運用をしてお金に働いてもらうのが重要です。
シロガネも社会人になってから貯めた100万円を運用して2018年には金融資産を1,000万円にすることができました。
もちろん運用だけでなく、
- 収入を増やす努力
- 無駄な支出を抑える
といったことは必要ですが資産運用を少しでもやってみることでお金を効率的に増やしていくことができるんですね。
この記事では資産運用の初心者向けに安全で簡単にはじめることができる厳選した資産運用商品を紹介していきます。
「将来のために資産形成をしていきたい」
「難しく怪しい金融商品には手を出したくない」
こういった考えをされている人はぜひ最後までお読みください。
せっかく貯めた100万円を使ってしまっては運用もできません。
100万円を安全に少しでも有利に預けていく方法は「【100万円預けるならどこがいいの?】お金を安全に運用して収入を増やす方法について解説」で詳しく解説しているのでどうぞ!
資産運用の利回りの平均は?
資産運用の利回りは基本的に年4%~6%だと思っていてください。
もちろん年10%~30%以上の高い利回りを目指せる商品もありますが、総じてハイリスクハイリターンのため初心者の人が手を出すべきではないでしょう。
例えばシロガネが使っているトライオートETF は3ヵ月の運用で利回り8.8%と非常に高い成績を出していますが、暴落時には一瞬で投資元本がゼロになることもあります。
関連記事:トライオートETFを始めました!|運用成績・利回りをブログで公開中
もちろん高い利回りの商品も将来的には使ってくべきだと思いますが余剰資金が100万円程度ではリスクの割にはリターンが少ないでしょう。
100万円でハイリスクな商品に投資するなら定期収入が毎月確実に入ってくるのでゼロになっても生活に全く影響がないような体制を作ってからにしてください。
利回りが高い投資信託は下記の記事で紹介しているので興味があれば読んでみてください。
関連記事:利回りの良い投資信託が知りたい!2018年おすすめランキングを紹介します
利回りが低くても長期の複利運用で大きくお金を増やせる
低リスクな資産運用の場合、リターンは年4%~6%と解説しました。
しかし、これでは100万円を運用しても1年間で4万円から6万円しか増えないことになります。例えば毎年5万円ずつ資産が増えても20年間で100万円です。
これではちょっと不満ですよね?
ですので、低リスクな商品で運用する場合には運用で増えたお金を再投資に回して複利効果を狙っていくことが鉄則です。
具体的には100万円を運用して増えた5万円をまた投資に回します。次の年は投資元本が105万円になりますね。
またその105万円を年利5%で運用するといった具合で元本を雪だるま式に増やすことで低い利回りでも着実に資産を増やすことができます。
ちなみに100万円を年利5%の複利で運用した場合、20年後には268万円になります。
資金がまだそれほど多くなくてリスクも取れない人は時間を味方にする複利運用をおすすめします。
もっと早くお金を増やしたい人は積立投資で元本を増やす
複利運用は非常に効果的なやり方ですが、資産が増えるのに時間がかかるのが難点です。
20年後ではなくもっと早くお金を増やしたい人もいるでしょう。
そういった場合は投資元本を増やすために「積立投資」を行うのが最適です。
積立投資は単純に毎月決まった金額を投資に回すだけですが、月10万円の積み立てなら年間120万円が投資元本として積み上がっていきます。
シロガネがやっているのも積立投資の手法ですが、ミドルリスクミドルリターンの商品に毎月10万円~15万円を積立投資を続けることで資産を1000万円まで増やしました。
メインに使っているひふみ投信
では毎月10万円の積立投資を3年間続け、利回り10%程度で運用したので投資額360万円に対して含み益が120万円を超えることができました。
関連記事:ひふみ投信の積立を月10万続けていたら含み益が120万を超えました|【運用実績2018年10月1週】
ちなみに初期投資額100万円。月々の積立額10万円を年利5%で20年間運用を続けた場合は資産が4,300万円以上になります。
(引用元:https://www.sawakami.co.jp/know/fund/simulation/compound_interest.php#graph)
毎月お金を投資に回すのは家計の見直しなどの努力が必要ですが投資元本を増やしてお金を増やすには非常に効果的な方法です。
100万円を運用する安全な投資先は?
ここからは具体的な資産運用の商品を紹介していきます。
基本的にはチャートを見たり相場を予測する必要は一切ないのでほったらかしで積立投資を続けられるものです。
米国株のインデックスファンドが最適解
資産運用をするときに最も安全かつ堅実に運用できるのが「米国株のインデックスファンドへの投資」でしょう。
少し用語が難しいかもしれませんが、簡単にいうとアメリカの企業全体に投資をするといった感じですね。
日経平均のように上場企業の株価の平均値と連動する金融商品をインデックスファンドと呼びます。
つまりアメリカ経済が成長すれば投資したお金も同じように成長していきます。
米国株はリーマンショックのような暴落時には当然大きく値下がりしますが、2~3年程度のスパンで株価が戻りそこから大きく成長している実績があります。
米国企業3000社のインデックス指数に連動するETFの「VTI」のチャートも2008年には大きく下がっていますが徐々に戻って2018年にはリーマンショック以前よりもはるかに高い価格になっています。
一般的に「日本株は外国株に比べて低リスクで安定している」と言われていますが、むしろリーマンショック以降経済成長が鈍化しているのは日本でしょう。
米国株で運用するおすすめの投資信託を紹介
安定感が高く暴落後の回復も早い米国株に投資する商品としておすすめなのは投資信託です。
具体的な銘柄としては、
|
がおすすめです。
すべて米国株のインデックス指標に連動する投資信託なので米国経済成長の恩恵を低コストで受けることができます。
今回紹介した投資信託はすべて楽天証券 で投資することができます。
2018年の10月27日から楽天証券の投資信託を積立投資するときに楽天カードで決済をすることができるようになります。
楽天カードで決済することで月50,000円を上限に購入額の1%を楽天スーパーポイントとして還元される非常にお得なサービスになっています。
関連記事:楽天カードで投信積立ができる!1%のポイント還元で投資信託に再投資がおすすめです
国内外の債券や新興国株式・リートには投資をするべきか?
一般的に資産運用のときには株式と債券の比率を半々にするのがバランスが良いとされています。
株式市場が不振のときには相対的に債券の価格が上昇するためリスクヘッジができるからですね。
しかし、先ほど説明したとおり一時的に株式相場が不況でもいずれ回復してくることがほとんどのため、株式よりも利回りは低い債券に投資をする意味は低いと思います。
何より100万円という限られた資金は下手に分散するよりも確実性と利回りが高い米国株式に集中投資したほうが合理的でしょう。
また、ハイリスクハイリターンと言われる新興国株式・債券やリート(不動産投資信託)も投資をする優先順位は低いですね。
新興国の株式と債券は米国市場が悪くなると同じように価格が下がりますが、回復のスピードは米国株よりも遅いというデメリットがあります。
資金を分散させるために新興国に投資をするのは運用額が500万円を超えてから検討すればいいと思います。
「株式市場が悪くなれば実物資産である不動産価格が安定して上昇する」という説もありますが、過去のデータで株式市場が悪くなると不動産市場も同時に下落するためリスクヘッジの意味はありません。
加えてリートは株式よりも信託報酬などのコストが高いため無理にポートフォリオ(資産配分)に加える必要はないでしょう。
ウェルスナビの運用実績からみる米国株の安定感
下記の図はシロガネが運用しているロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)のポートフォリオです。
ロボアドバイザーは自動で複数の資産に分散投資をしてくれるため自分で運用商品を買い付ける必要がなく非常に使いやすい商品です。
ポートフォリオを見ると米国株インデックスの「VTI」が運用額・損益ともに頭一つ抜けていますね。
2018年の9月はナスダックが好調だったので極端な差が出ているので長期的に見ればもう少し平均的な成績になると思いますが、米国株式が最も安定していることが分かります。
資産運用の初心者は米国株インデックスに100万円を投資するべき
ここまで米国株のインデックスファンドが資産運用に最も適した商品だと解説してきました。
資産運用のベテランだったり資金が豊富な人は他の資産に分散することやハイリスクな商品を使ってもいいですが、初心者が100万円を運用するなら米国株インデックスが最適でしょう。
具体的な手順としては、
といった感じです。
口座開設とクレジットカードの審査に数週間かかる場合もありますが設定自体は30分程度でできるでしょう。
面倒な人はウェルスナビを使うのもおすすめ
楽天証券や楽天銀行に口座開設をして連携と買付をするのが面倒に感じる人はロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)で取りあえず100万円を運用してみましょう。
先ほど紹介したように米国株インデックスにも自動的に投資をしてくれるので安全に資産を増やしてくれます。
シロガネもウェルスナビで運用をしていますが40万円ほどの投資元本で3ヵ月のリターンが1万5,000円となかなかの成績ですね。
関連記事:【2018年9月実績】ローリスク資産運用ウェルスナビでは15,000円の不労所得でした!
ウェルスナビは口座開設や積立の設定もとても簡単でサイトやアプリも使いやすいので初心者がはじめて使う商品として非常に優れています。
申し込みから運用開始まで1週間程度ですぐできるので是非使ってみてください。
【WealthNavi(ウェルスナビ)で口座開設をする】
関連記事:WealthNavi(ウェルスナビ)の始め方をイチから解説!|口座開設・入金・積立の手順まとめ
資産運用はどれだけ早く始められるかが重要です
初心者向けの資産運用について解説してきました。
シロガネは資産運用は3~4年前に結婚をしたことをきっかけに本格的にはじめました。
ある程度運用歴が長くなると分かりますが、結局のところ個人の資産運用はどれだけ早く始めて、きちんと続けられるかが成否を分けるポイントだと感じています。
先ほど解説したように投資期間が長ければその分複利効果が高くなり有利に運用ができるからですね。
反対に、はじめるのが遅くなればなるほどリスクの高い商品で運用をしなくてはならなくなるので失敗する可能性も高くなります。
しか、し年齢を重ねると高いリスクを取ることも難しくなるので八方ふさがりになってしまうでしょう。
ですのでなるべく早く(若いうち)から運用をはじめて積立投資を続けていくことがお金を増やす最善の方法です。
ぜひ当記事を最後までお読みくださったのなら今日から資産運用をスタートしてくださいね!
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