こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。
イケハヤさんの記事がとてもよかったので「過去の自分に教えてあげたいシリーズ」を書こうかなと。
わたしは2010年に新卒で会社に入ったんですが、資産運用の知識もなく漠然と「貯金したほうがいいかな~」くらいの事しか考えてなかったです。身近に聞ける人も少なかったですし、大学生のときに銀行窓口で投資信託買って痛い目をみたのでww。
お金の運用って同期と話す話題でもないですし先輩にも聞けないので手探りでやってきたんですが、迷っている時間がもったいなかったと思う今日この頃です。
これから社会で働く人に向けて、私が「もっと早く知りたかったこと」を書いていこうと思います。
1-財形なんてやめてしまえ
なぜか新入社員のときは財形貯蓄をやるやつが真面目でしっかりしている風潮がありました。
ちなみに財形貯蓄とは。
財形貯蓄は、給与からの天引き(賃金控除)で行う貯蓄制度で、「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3つがあります。会社は社員の給与から毎月一定額を天引きし、これを財形貯蓄取扱金融機関に払い込みます。会社は制度を導入・運用することで、社員のライフイベント(結婚、マイホーム、教育、老後など)で必要となる資金づくりを支援することができます。
まあ簡単に言うと給料から天引きされてお金を貯金できる制度ですね。給料から引かれるので無駄遣いをしないし、会社の経理を通さないと引き出しも解約もできないので継続することが簡単です。
私は財形貯蓄を最初の3年間、毎月5万円やっていたんですね(社員寮生活だからもっと貯めれるだろう…)。加えてボーナス時に10万位を引き落とす設定にして200万位貯めました。
ただこの財形貯蓄って投資ではないのでほとんど増えないんですよね。
よくよく考えたらただの貯金ですから笑。
よく勉強せず周りのみんながやっているからという理由で財形を一生懸命やっていたのは本当にもったいなかった…。同じ労力なら貯金じゃなくて投資で運用してたら大きく結果が変わっていたのに。
同じ給料から自動的に引き落とされるサービスなんていくらでもあるのに当時は知らなかったんですよね。しかも投資=危険なものってイメージも付いてたのでひふみ投信なんて怪しげな宗教団体だと思ってましたww。
2-まずは限界まで投資をしろ
当時付き合っていた彼女(現在の妻)に勧められてひふみ投信を始めたんですが最初は不安だったので月1万程度の積立をしていました。
これも今考えると非常にもったいなかったです。
実家暮らしになって給料のほとんどが余剰資金だったら限界まで投資しろ‼と過去の自分に言ってやりたい…。
投資初心者って「投資したお金がゼロになったら…」とか「少し余分に現金を残しておかないと不安」と考えてしまいます。しかしFXでもなければ投資したお金がゼロになることなんてほとんどないし、現金を持っていても全く役に立たないんですよね。
日々の生活にかかるコストはクレジットカードを使って上手くやりくりすれば貯金は自分が思っている以上に少なくて済みます。事実わたしは現在銀行貯金は数万円ですww。
3-早くから始めればリスクは低くリターンは高いのが投資
このことについては与沢翼さんのツイートが超参考になります。
次に時間。リスクってのは時間の経過によって助けられる性質があります。例えばですがリーマンショックとか震災とかあってそのどの時期において投資をしようと2年でたいていプラス5年寝かせりゃほぼプラスになるという検証結果があります。もちろん何に投じるか次第ですが時間はリスクを治癒しうる。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) January 25, 2018
この連続のツイートはイケハヤさんが紹介されているので是非読んでみてください。リスクとリターンの本質について学べます。
大切なのはリスクは時間によって治癒される。そして若いうちはリスクを治癒できるだけの時間が豊富にあるため、リスクを取って投資をするべきなんですね。
「20代前半から老後のためにお金を貯めてます」みたいな考えをしている人は要注意です。
2050年以降の世界なんて誰が想像できます?大切なのは生涯勝ち続けるためにリスクを常日頃からとることです。しかも新入社員の給料がゼロになっても大してダメージはありません。
これを新入社員のころの自分に教えてあげたかった…。
前回の『ひふみ投信の運用益が100万を超えた』でも書きましたが、チャイナショックで株安のときに大きく投資をしたひふみ投信が今では100万の利益を生んでくれています。

同じく「さっさと副業をやれ」とも伝えてあげたいです。いまどき副業もやったことのない、会社での仕事しかしらない人の市場価値なんてメチャクチャ低いですよ。
これも若いうちから始めればリスクがあっても回復できる時間がありますし。
負の同調圧力に引きずられるな
やっぱり会社員、特に新入社員ってその企業の人との付き合いばかりで社外のコミュニケーションが希薄になるんですよね。
今だったらTwitterやブログで資産運用の情報は得られますが当時はその発想はなかったです。「上司や先輩に好かれるためにはどうしたらいいか?」とかを一生懸命考えていましたww。
でも企業って基本的に「出る杭は打つ」風土なのであなたが社外のことで成長しようとしても足を引っ張ろうとするんですよね。
「投資なんて危ない」とか「誰誰が投資で大損したからやらなくてよかった」などのリスクを取らない理由を正当化しようとしてきます。
ですので新入社員のころの自分には「社内の人間に染まるな。負の同調圧力に引きずられるな」と強く言いたいです。
これから社会人になる人なんて30年後は2050年直前ですよww。
今までの先輩や上司が想像できない世界が待っています。個人でも生きていけるように投資や副業を早くから始めましょう。
ご一読有難うございました。