
定期預金について教えてくれる?

分かりやすく解説するね!
こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。
「貯金したお金を少しでも増やしたい」と考えたときに思いつくのが『定期預金』ですよね
今回は定期預金のメリット・デメリットについて分かりやすく解説していきます。
この記事で学べること |
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定期預金を賢く使ってお金を増やしてみましょう!
定期預金とは何か
定期預金は満期まで引き出せない

さっそくだけど、定期預金って何?

最初に決めた期間までお金の引き出しができない預金のことだよ。
普通の預金よりも高い金利で運用できるのがポイントだね。
「定期預金とは」
預け入れ期間を定めて預け入れ,期間が満了する (満期日) までは原則として払戻しができない期限付預金。したがって金融機関にとっては最も安定した運用資金であり,それだけに利息は預金種目中最高の利率でつけられるから預金者にとって最も貯蓄に適した預金である。
(引用元:コトバンク)
定期預金は普通預金に比べて金利が高いのが特徴ですが、あくまで銀行預金の一種なので元本保証がされているのが特徴です。
自由にお金を引き出せない代わりに有利な金利で貯金ができるのですぐに使う予定のない資金がある人におすすめですね。
定期預金は普通預金より高い金利

高い金利がつくっていうけど、普通預金に比べてどの程度高いの?

普通預金の金利は平均年0.001%。
定期預金の金利は満期が1年のもので平均0.011%。
他にもキャンペーンで高い金利がもらえる定期預金もたくさんあるよ。
定期預金の金利は大きな金額を長い期間で預けると高くなります。
普通預金だと金額や期間にかかわらず金利は一定なので、定期預金を使うことでお金を増やすことができます。
他にも銀行側がキャンペーンで特別な金利で運用できるものもあるので、タイミングや金融機関の比較をすると高い金利で預けることができます。
定期預金のメリット・デメリット
定期預金のメリット
定期預金は金利面で優遇されている/銀行側にもメリットがある仕組み
これは先ほども言いましたが普通預金に比べて定期預金は高い金利を受けることができます。

なんで銀行は定期預金だと金利を高くしてくれるの?

預けてくれる期間が決まっていると運用がやりやすいから銀行にもメリットがあるんだ。
銀行はお金をわたしたちから預かり、そのお金を預けている金利よりも高い貸出金利で運用することで儲けます。
満期まで引き出されることがない定期預金で預けてくれるほうがお金を貸し出すときに有利なので定期預金は銀行側にもメリットがある仕組みなんですね。
定期預金は元本割れのリスクがない
「元本割れ」とは株などの金融商品に投資した価格が下がり、投資した金額を下回ることです。

株や投資信託を買うときに言われる「元本割れのリスクがある」というのは、投資したお金が減って損をしてしまう可能性があるということです。
定期預金はあくまで銀行預金の1種なので、預けたお金が減ってしまうことはありません。
また、万が一お金を預けている銀行が破綻しても1000万円までのお金は国が保証してくれるので戻ってきます。
「お金を増やしたいけど損をしたくない」とお考えの人は株や投資信託のような元本割れリスクのあるものよりも定期預金の方が適した運用だと言えますね。
定期預金のデメリット
満期まで途中解約ができない
定期預金は期間を決めてお金を預ける仕組みなので、途中解約が原則できません。また、解約した場合は普通預金の金利に修正されてしまうので定期預金をした意味がなくなってしまいます。
定期預金の満期は長いほど金利が高くなるため、「金利の条件がいいから」とだけ考えて安易に期間が10年の定期預金にしてしまうと資金が長期間拘束されてしまいます。

すぐに現金が必要になったときに定期預金だと対応ができないので注意しましょう。
低金利時代には儲からない
定期預金の金利は平均で年0.01%と言いましたがこれは資産運用方法としては一番低い水準です。
いまは超低金利時代なので定期預金だけでお金を増やすことはあまり現実的ではないと思います。
たとえばSBJ銀行の定期預金の金利は5年物で年0.3%と高い水準ですが、100万円をこの定期預金に預けた場合のシュミレーションをしてみましょう。
(引用先:楽天銀行 定期預金利息シュミレーター)
5年間の利息が約15,000円。税金を引かれた場合は11,960円になります。
他の代表的な資産運用法であるインデックスファンドやロボアドバイザーで運用した場合、だいたい年4%程度の利回りが見込めます。
同じように100万円を5年間運用した場合は利益は21万円、税引き後でも17万円になります。
もちろん投資信託やロボアドバイザーは元本割れのリスクがありますが、同じ金額を運用したのに10倍以上の利益の違いが運用方法によって生まれます。

定期預金って儲からないんだね…

元本割れのリスクがない分、利回りが低くなるのは仕方ないんだ。
自分がどの程度までリスクを取れるかを考えて上手に定期預金を使うのが大切だね。
定期預金で儲かるおすすめの銀行
定期預金の銀行を選ぶときのポイント
実際にあなたが定期預金をはじめるときに預ける銀行を選ぶ必要があります。
その時に選ぶポイントはこんな具合です。
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金利だけでなく預入の期間や金額を比較する
定期預金でお金を預ける場合はまず金利の高さを基準に選ぶと思います。そのときに注意してほしいのが、預入期間や金額の条件を揃えて比較することです。
一見して金利が高くても、お金を預ける期間が他の銀行よりも長かったりすると資金が拘束されてしまい不利の可能性があります。
ATMや振り込み手数料の優遇サービスで比較する
銀行によっては定期預金をすることで「月○○回までATM手数料が無料」といった優遇サービスが受けれるものもあります。
同じ金利ならこうした優遇サービスがある銀行を選ぶのがおすすめです。
とくに定期預金は利回りが低いためATM手数料を払ってしまうとそれだけで利息を食いつぶしてしまうこともあるので注意しましょう。
おすすめの定期預金の銀行とは
細かい条件面の比較は別の記事で書きますが、個人的におすすめなのは『じぶん銀行』と『住信SBIネット銀行』ですね。
どちらもメガバンクよりも金利が高く、ATMや振込手数料が無料になるサービスが充実しています。
特に住信SBIネット銀行はSBI証券と連携できるので定期預金以外の資産運用をはじめてみるときに便利なのでおすすめです。
定期預金のメリット・デメリットまとめ

定期預金についてよく分かったよ!

安全にお金を貯めて増やせるから早速はじめてみてね。
いかがでしたでしょうか。
記事の内容をまとめてみるとこんな感じです。
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定期預金はただ普通預金に預けているよりも効率的にお金を増やすことができます。
すぐに使う予定のない余裕資金がある人は定期預金で運用することをぜひ考えてみてください!