こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。
「仮想通貨投資をしていると、自分の資産がいくらあるのか。どのくらい儲かっているのか?」の把握が難しいと思います。
私も複数の取引所とウォレットに資産を保管しているので、自分の仮想通貨のポートフォリオがどうなっているかを確認・管理するのが面倒になっていました。
そんな中、嬉しいニュースの発表がありました。
株式会社クリプタクトは、2018年3月12日から、仮想通貨のポートフォリオ管理機能サービス「portfolio@cryptact」の提供を開始した。
「portfolio@cryptact」とはいったい何か? それは、仮想通貨を複数の取引所のアカウントやウォレットで分散保有すると管理が煩雑にないりやすい。そこで、仮想通貨取引のポートフォリオ管理をもう少し簡単で、しかも便利に行えるようにするサービスのことである。
「portfolio@cryptact」では、含み損益をすべて税務上の簿価表示で行っているため、税額を意識したトレードができるのが大きな特徴といえる。しかも、ビットコインなどの主要通貨はもちろん、1500銘柄の仮想通貨に対応している。
複数の取引所に置いてある仮想通貨のポートフォリオだけならマネーフォワードの連携でも可能ですが、含み益を表示してくれるのはportfolio@cryptactの大きな特徴ですね。
もともとは仮想通貨の確定申告のために作られたツール『tax@cryptact』に紐づいているサービスなので簿価の計算もしてくれているようです。
早速、portfolio@cryptactの使い方を解説していきます。
tax@cryptactの登録と連携が必要
ポートフォリオ管理をするためには、仮想通貨の税率計算ツール『tax@cryptact』の登録と取引所の連携が必要です。
tax@cryptactの登録と連携方法はこちらの記事が分かりやすいので参考にしてください。

portfolio@cryptactの見方の解説
登録と連携が完了したらトップページの上部にある『portfolio@cryptact』を選択してください。
portfolio@cryptactを選ぶと連携している取引所の仮想通貨のポートフォリオが一覧でみることができます。
この画面では、
- 銘柄別の時価総額
- 銘柄別の簿価
- 保有コイン数
- 時価の内訳
が確認できます。私のポートフォリオだと10万円位の含み益がでている計算ですね。
また、左上の「取引所別」を選ぶと連携している取引所ごとのポートフォリオを見ることができます。
私の場合はZaifでの積立買付が中心なので取引所ごとの取扱高ではZaifに集中している感じです。
また、「詳細」を選ぶと細かい資産ごとの含み益を確認することができます。
先日、取引所のBinanceが独自のブロックチェーンを開発するニュースがあってBNBが爆上げしていますww。
さいごに
『portfolio@cryptact』を使ってみた感想としては、
- 保有する資産がパット見て把握しやすい
- 含み益をリアルタイムで見ることができる
- 非対応の銘柄や取引所は手入力で連携しないとポートフォリオに組み入れられない
- ウォレットとの連携方法が不明
とメリット・デメリットがあるように感じました。
特にポートフォリオを見るために連携するtax@cryptactの使い勝手がまだまだ悪いので普及していくのはもう少し先かな?と考えています。
しかし、Binanceのように銘柄が多数ある取引所をメインに使っている人には銘柄ごとの含み益を一括して管理することができるのは大きなメリットです。
また、現在は税制上できませんが取引所や銘柄ごとに損益通算が確定申告で可能になったのならば、ポートフォリオを一括して管理できるprotfolio@cryptactは有料でも使いたいプロダクトになるかもしれません。
これからもちょくちょく触ってウォレットの連携方法についても勉強して記事にしています。
ご一読有難うございました。