こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。
Mediumで非常に良い記事を見つけたのでシェアします。

もうすぐ4月で就職や転職を考えている方にぜひ読んでもらいたい記事です。
新しいことをやるときは”内なる自分”と言い争う
ところで、56歳のプログラミング初心者としての自分を完全に受け容れられるようになる前の私は、クリティカル・インナー・セルフ[分身のような内的自己](長いのでCISと呼ぼう)と上手く付き合わなければならなかった。
プログラミングは学ぶ事が多いから、このCISが始終耳元で囁いてくれなければ到底続かないだろう。このCISという奴はなかなか手強くて、コイツを言い負かす事が出来れば誰とでも上手く仕事を出来そうな感じだった。
すっごく共感できます。
私も30歳になって新しくいろいろな事を始めました。
- Amazonでの中国輸入商品の販売
- ブログ
- Twitterの運営
- 仮想通貨への投資
どれを始めるときでも「内なる自分」の声が聞こえていました(ブログを書いている今も聞こえています)。
著者は56歳でプログラミンを始めて仕事にしようとしたときに、このCISとひたすら言い争い続けていたそうです。
CIS:なぜあんたみたいな老いぼれがプログラミングの勉強を始めたんだい?
私:老い先が短いのになんで今更プログラミングを始めたのかと本当は聞きたいんだろう。プログラミングを学んだって残された時間がそれ程ないから、あまり稼げないと言いたいんだな。ハッキリそう聞けばいいじゃないか。
そうだな、私はアメリカ人だから平均寿命は78.8歳だ。とするとまだ22.8年近く残っていることになる。20歳の人間からするとそんなに長くはないだろう。でも私は56歳なんだし、まだまだ道で踊れるくらい元気だ。(それに考えてみれば、私は56歳まで元気に過ごせた訳なんだから、この調子なら78歳までもいけそうだ。まぁどうでもいい話だが。)
さて、それじゃ私が怠け者でフルスタック・エンジニアを目指すFree Code Campの1年コースに4年かかったとしよう。すると駆け出しのエンジニアになった頃には私は60歳だ。
年齢のせいもあって職探しにさらに2年かかったとしよう。さらに、そうだな、首を切られるのが70歳と仮定してみようか。とすると経験を積む時間が8年ある事になる。
それだけの時間があればかなり上達もするだろう。それに今まで長く生きた経験から「隣の芝生は青い」ものだとよく分かっている。だから、簡単に転職などせずに最初に雇ってくれた人のもとで長くやれると思う。でも、20歳の若者が今時8年も同じ所で働けるだろうか?
「人生100年」と呼ばれる時代なので、私たちは80歳以上になっても元気で生きていくでしょう。
でも不思議と寿命が延びても私たちの働き方や勉強についての考え方は変わっていません。35歳を超えたら転職は難しい。30歳を超えたら新しい業界への転職は難しい。20代までに結果を出していないと大成しない。10代のうちに~。のように私たちを取り巻く考え方はいつまで経っても同じままです。
特に日本人は社会人になってから勉強や新しいことに挑戦するのに否定的なので、知らず知らずのうちにCISに言い負かされてしまいます。
そんなとき、「自分がまだまだ長生きする」と楽観的に考えて長いスパンでスキルを習得することを目指すのが非常に有効ですね。
いまの仕事で満足しないの?
CIS:まずまずの仕事があるんだから、それで満足したらどうだい?その仕事こそが進むべき道なんだよ。特にあなたの年齢を考えると。
私:満足する?遅すぎだな。もう私は自分の生き方を「再構築」したよ。
プログラミングを学ぶとやる気と元気が出てくるんだ。セカンドキャリアに向けて頑張っていると、日々の仕事の辛さを乗り越える事が出来る。
それにお前は60歳、70歳、さらにもっと先まで生きるかもしれないわたしがどんな道に進むのがベストか本当に分かっているのかい?私自身全く分かっていないんだぞ。
そうなんですよね。昔と違っていまは「この方向に進んでいったら正しい」と呼べる社会情勢ではありません。もしかしたら昔から正解と呼べる生き方なんて無かったのかもしれませんが、マスコミや国から都合の良い「正しい人生」を植え付けられていたのかもしれませんね。
何がベストなんてその時点での情報では予想するのはできない。だったら、毎日ワクワクすることを続けるのが最も「正しい」生き方なんですね。
やってみて無駄だったらどうするの?
CIS:今やってる事全てが時間の無駄ではないと言い切れるのかい?
私:本当はこう聞きたいんだろう?「もしプログラミングを学んだ後でフルタイムの給料をもらえなかったらどうするつもりなのか?」と。
私の答えはこうだ。
「だから何だ?」
それなりの給料はもらえるだろうし、何かをする時間もまだある、プログラミングを上達する余地もまだある。他にも、こんなやり方もある。
ウェブ・アプリを作ってファンやフォロワーを増やす。それから価値ある課金サービスを生み出す。
ローカルビジネスを支援するウェブ・ビジネスを始める。
プログラミングのノウハウと、元からあるSaaS APIの知識を組み合わせてニッチなコミュニティー向けのサーヴィスを作る。
言い方を変えると、アイデアの生み出し方を学び、ユーザーに価値あるサーヴィスを提供し、そこから収入を得るという方向性もあるということだ。フルタイムの仕事があろうとなかろうと、これは出来る。
だから私は56歳からコードを書き始めたんだ。
これは励まされますね~。
新しいことを始めて、それが無駄になったらそれまで費やしてきた時間が無駄になるんじゃないか?
その問いはいつも語り掛けてきます。
筆者はさまざまなマネタイズの方法を考えておき、たとえフルタイムの仕事にならなくてもプログラミングの勉強を生かす方法を説いています。
この考え方ってはあちゅうさんの『自分を仕事にする方法』で話していた内容に似ています。
でもやっぱり自分を仕事にしようと思ったら、ただ好きなことをやるだけでもダメで、「これが仕事になるかどうか」は意識しないといけないですよね?
いや、しなくていいです。
私は、それは「いつか誰かが考えてくれるもの」だと思ってます。自分が本当に好きなことを継続していれば、ビジネスにするのが上手な人が現れて、勝手に道をつくってくれるんですよ。
たとえば、私はいまnoteで毎月の固定収入を得てるんですけど、その仕組み自体は私がつくったものではないんですよね。たまたま新しい有料課金のプラットフォームができて、そこに自分がいままでやってきたことがハマった結果です。
インスタグラマーだって、ただ自分の日常を投稿しているインスタグラムが仕事になるなんて、はじめは誰も思わなかったと思います。
はじめる前から「これ需要あるかな?」と考えすぎたら、何も踏み出せなくなってしまいます。
(引用元:https://r25.jp/article/514852281513109109)
さいごに
30歳を超えて新しいことを始めるといつもCISが私に語り掛けてきます。
「そんなことをやっても無駄じゃないか?」「そんなことで食べていけるのか?」などなど。
でも好きなことを続けて改善を繰り返していけば何とかなると考えていいと気が楽になります。
これを読んで自分の好きなことをもう一度認識し、新しいことにチャレンジする勇気をもらえました。
非常によい記事なので未読のかたはぜい読んでみてください。
ご一読有難うございました。