ちきりんさんの名著『自分の時間を取り戻そう』を知らなかったら人生の半分は無駄にしていた

おすすめ本・書評

 

こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。

早速ですが、あなたは間違った働き方をしていませんか?

国会でも働き方改革が揉めているようですが、根本的に日本人の生産性レベルは非常に低いです。

 

いつまでたっても無くならない長時間労働を変えるためには個人個人が考え方を変える必要があります。

まだちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』を読んでいない人は”生産性”について学びが少ない可能性があるので注意しましょう。

この一冊を読むだけで”生産性”に対する考え方が大きく変えることができます‼

では早速レビューを書いていきます。

 

”忙しい‼”と感じている人は生産性が低い

序章に登場した4人が共通して抱えている本質的な問題、それは、「生産性が低すぎる」ということです。もしくは「生産性の概念を理解していない」とか「生産性の向上こそが問題の解決に必要と理解できていない」と言ってもいいでしょう。 4人も、そして「毎日毎日、忙しすぎる!」と感じている人たちも、まず取り組むべき本質的な問題は「生産性を上げること」です。

生産性とは「時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れたいもの=成果」の比率のことです。後で詳しく書きますが、ここでは「希少資源がどの程度、有効活用されているかという度合い」だと考えてください。

 

この生産性の定義から考えると「残業して仕事を終わらせる」ことがどれだけ生産性が低いか分かります。投下する資源を増やすことよりも、少ない資源でより多くの成果を得ることを考えることが大切です。

でも日本の企業って「長い時間働いていると偉い」みたいな風習がありますよね。

生産工場だと機械の限られた機械の稼働時間に対してアウトプットが厳しく図られ日々改善をしているのに、ホワイトカラーはダラダラと仕事をして成果の測定をしない人が多すぎます。

生産性について考えるスタートは「自分は1日の労働時間を投下してどれだけ成果を生み出したか?」を自問自答することです。

 

”ゼロよりマシな行為”に時間を使うな

職業選択を含めた自分の人生の選択においても、仕事の進め方についても、そして社会のあり方を考えるときにも、ゼロよりマシなものに対して「価値がある」と判断し、貴重な時間やお金を投入していては、いくら時間やお金があっても足りません。結果として「お金が足りない。時間が足りない」と愚痴りながら生きていくことになります。 そうではなく、なにをやるにしても自分の貴重な資源を最大限に有効活用できる生産性の高い方法を見極め、可能な限り高い成果を得る、そういう方法を身につけないと、やりたいコトをすべてをやれる人生は手に入りません。

 

会社の仕事で無駄な作業って多いですよね。例えば…

  • 書類にハンコを教えて承認を得る
  • 特に目的の無い会議
  • 大人数での打ち合わせ
  • 社内の報告用の資料作成

 

これらの行為はほとんどの人が無駄だと考えていますが、いざ止めようとすると”やらないよりマシだからやる”という反論をしてくる人が必ずいます。

確かにやらないよりはマシかもしれませんが、先ほどの生産性の考えた方を用いると「投下した資源を無駄遣いする生産性の低い行為」となります。これらの行為のための資源=時間を他の成果を生み出す作業に回せば生産性が高くなりますが、”ゼロよりマシ”と考える人はこの発想がありません。

 

日本企業は最近まで(あるいは今でも)投下する資源である時間や人材が無尽蔵にある仮定のもと仕事を進めてきました。

しかし、少子高齢化で人も少なくなり、かつ人間よりも長時間効率的に働けるAIの台頭で前提は崩れています。

大事なことは日々生産性を意識し、仕事や生活の生産性を高める方法をトライアンドエラーで身につけていくことです。

 

会社にいる人間が全員この考え方を身に着け日々実践しないことには、制度だけ変えた「働き方改革」は完全に無駄になります。

 

組織への貢献を考えると生産性を高めるメリットが消滅する

ここで理解しておきたいのは、「今いる組織への最適化」を最優先に考えてしまうと、(良夫のように)生産性を上げるというインセンティブがまったくなくなってしまうということです。 一方、「労働市場での評価を上げること」を意識しながら働くと、生産性を上げることが自分にとって必須の、かつ重要な課題になります。なぜなら労働市場で評価されるのは、まさに生産性の高い人だからです。 私はこれまでたくさんの「デキる人」と「残念な人」を見てきました。その違いは専門性の有無でも、稼いでいる額の差でも、成し遂げたことの大きさの差でもありません。それはまさに生産性の差なんです。 言い換えれば、デキル人とは圧倒的に生産性の高い人であり、残念な人とは自分と周囲の人の時間を平気で無駄にする、生産性の低い人のことなのです。

 

「いくら生産性を高めても給料が上がらない。むしろ沢山の仕事を振られて損をする」と考える人も大勢います。ある意味この考え方は合理的です。

生産性の低い組織にいて、その組織への貢献を考えた場合の多くは生産性が低い行為を容認する必要があります。生産性の低い組織はそうした行為のもと業務が成り立っているからです。

 

ですので”この会社生産性低いな”と感じたら、転職を考えるのが一番手っ取り早いです。しかしそれでリスクがあるのならば、会社への貢献は考えずに自分の市場価値を高めることだけにフォーカスして仕事をするべきです。

営業だったらさっさと仕事を終わらせて外出し、外出先でブログを書くなり勉強するなりして自分の価値を高めましょう。

生産性が低い人は他人の生産性を下げても何も感じない(むしろ積極的に下げようとしてくる)ため、その組織との距離をドライに考えて自分のメリットを追求することが大切です。

 

これからの学生はちきりんさんのこうした考えの元、生産性の低い組織にはそもそも入社してきません。

会社への貢献を考えているとその会社と一緒に沈んでしまうリスクが高いので注意しましょう。

まとめ

レビューのまとめを書くとこんな感じです…。

  • 生産性とは投下した資源に対する成果の比率
  • 投下した資源(例えば時間)をいくら増やしても生産性とは関係がない。むしろ生産性が低下する可能性が高い
  • ”やらないよりはやったほうがマシ”な行為に時間を取られるな
  • 組織への貢献を意識すると生産性が下がる

 

この本を読んでいるかいないかで仕事や生活に対する考え方が非常に変わってきます。

例えばもうすぐ定年間際の50歳台後半でこの本を読んでいたら、「俺の今までの人生は何だったんだ…」と絶望するかもしれません。貴重な時間という資源を会社への貢献に使って、本当に大切なものに費やすことができなかった、なんてことの無いようにしたいものです。

ちきりんさんのこの本を読まないでいたら本当に人生の半分は損をしていたかもしれません。まだ未読の方は早めに読んだほうが良いですよ。マジで…。

ご一読有難うございました。

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