この本を読んでいないとヤバいですよ。『これからの世界をつくる仲間たちへ』の感想とレビュー

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こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。

今回は落合洋一さんの『これからの世界をつくる仲間たちへ』についてレビューを書いていきます。

すべて読む時間がない人はここだけ読んでください。

  • これからの時代はコンピューターにできて人間にできないことを模索するのが重要
  • 小さな問題を解決することがクリエイティブな事業を生む
  • 人生の方針として「時間を切り売りしてお金を稼ぐ」、「自由に使える時間を手に入れる」のどちらを選ぶのかを考える

おすすめの部分をレビュー

「次の世界」に向けて、どんなことを学ぶべきかを考えるのは本当に難しいことです。ただ基本的には、「コンピュータには不得意で人間がやるべきことは何なのか」を模索することが大事だと言えます。それはおそらく、「新奇性」や「オリジナリティ」を持つ仕事であるに違いありません。少なくとも、処理能力のスピードや正確さで勝負する分野では、人間はコンピュータに太刀打ちできない。ざっくり言うと、いまの世界で「 ホワイトカラー」が担っているような仕事は、ほとんどコンピュータに持って行かれるのです。それは、よく人工知能が職を奪うという恐怖を掻き立てる表現とともに語られますが、ほんとうの問題は、どのようにして人の良いところと人工知能の良いところを組み合わせて次の社会に行くのかということだと思います。

コンピューターに不得意な行為としてはわたしが考えるのが「遊ぶこと」だと思います。コンピューターは現時点では「楽しんで」仕事をすることはなく、人間は楽しむことをモチベーションにして行動ができます。単純労働や処理作業をコンピューターに任せたときに、「自分にとって何が楽しいと感じるものか」を考えていないとやることがなく廃人になってしまう気がします。

落合さんは「コンピューターを使う側か、それとも使う側に回るのか」と表現されていますが、将来的にはゲームをしたり趣味のブログを書いたりする純粋に楽しい行為をする人がコンピューターを使う側に立つのではないでしょうか。

このプロジェクトから学んでほしいのは、「小さな問題を解決することがクリエイティブな事業を生む」ということです。   だからこそ、まずは問題を発見することが大事になる。問題を見つけられない人は、当然ですが問題のオリジナルな解決法も考えられません。   大人から「好きなことを見つけろ」「やりたいことを探せ」と言われると、「僕は何が好きなんだろう」と自分の内面に目を向ける人が多いでしょう。そこからいわゆる「自分探しの旅」みたいなものが始まるわけですが、これは袋小路に行き当たってしまうことが少なくありません。   しかし「自分が解決したいと思う小さな問題を探せ」と言われたら、どうでしょう。意識は外の世界に向かうはずです。そうやって探したときに、なぜか自分には気になって仕方がない問題があれば、それが「好きなこと」「やりたいこと」ではないでしょうか。   解決したい問題は、たとえば「カップ麺にお湯を入れてから3分も待ちたくない」といった身近なことでも全然かまいません。   そう考えると、「そもそもお湯を沸かすのも面倒臭いよね」という話になる。もしこの問題を解決して、フタを開けた瞬間にできあがって湯気が立ちのぼるカップ麺を作ることができたら、まさに「魔法使い」です。   解決したい問題さえ見つかれば、そのための進路も選びやすくなるでしょう。「それはどこに行けばできるのか」というシンプルな問題です。どこに行ってもできないならウナギトラベルのように起業するしかないでしょうし、大企業でなければ解決できない問題なら、そこを目指せばいいのです。たとえばビッグデータを扱うことでしか解決できない問題であれば、グーグルやアマゾンのような膨大な顧客データを持つ企業に就職するしかありません。

小さい問題を解決」することに焦点を向けましょう、という話ですね。

これは就職活動や転職活動のときの仕事選びにも応用できる考え方だと思います。大きな問題を解決したいのか、身近な小さな問題を解決するほうが楽しいのかを自分の中で決めておくと「なんでもいいから安定した企業に就職したい」と考え就職し、「入社したけど思っていたことと違った」とうつ病になることもないでしょう。

人生を考える際には大きく分けて2つの基本方針があります。 「時間を切り売りしてお金を稼ぐ」のか。それとも、「自由に使える時間を手に入れる」のか。  どちらを選ぶかはそれぞれの価値観次第ですが、少なくとも僕は後者が自分にとって幸せな生き方だと考えて、いまの仕事を選びました。

今より収入を増やすため残業時間を増やそう」と考えてしまう人はコンピューターに使われる側になります。人間が集中して仕事をできる時間はコンピューターには絶対に敵わないからです。

それよりも「今より自由な時間を増やすために仕事の生産性をどう高めるか」について考えるべきですね。そして生み出した自由な時間で好きなことや他の仕事をすることがこれからの時代に求められる働き方だと思います。

魔法を使う側になろう

本書を通して落合さんは「魔法を使う側=コンピューターを使う側になろう」と主張されています。そしてそうするための方法として下記のことを述べています。

重要なのは、「言語化する能力」「論理力」「思考体力」「世界 70 億人を相手にすること」「経済感覚」「世界は人間が回しているという意識」、そして「専門性」です。これらの武器を身につければ、「自分」という個人に価値が生まれるので、どこでも活躍の場を見つけることができます。   何より「専門性」は重要です。小さなことでもいいから、「自分にしかできないこと」は、その人材を欲するに十分な理由だからです。専門性を高めていけば、「魔法を使う側」になることができるはず。

特に私は「言語化する能力」と「専門性」が重要だと思います。

これからは全ての人が発信者になってコミュニティを作る時代になります。その際に、自分の意見やノウハウを言語化できずに「相手に察してほしい」としてしまう人はコミュニケーションコストが高いため不利です。

自分の好きなことを続けて「専門性」を高め、そのことについて「言語化する」ことをブログやSNSを通じて伸ばしていきたいと感じました。

 

落合さんの書籍は未来を創造し考えるヒントになるので、未読の方はぜひ読んでみてください。特に20代~30代の人はコンピューターとの関係が激変する社会で過ごす期間が長いので必読といっても過言ではないでしょう。

ご一読有難うございました。

 

 

 

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