こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。
こちらの記事では、仮想通貨取引所Binance(バイナンス)で新たに上場された『Bluzelle』について解説していきます。
調べていくと結構有望な気がします…。
現在存在するインターネットのデータベース(oracleなど)のブロックチェーン版と考えると分かりやすいです。特に今後ブロックチェーン上で動くゲームやアプリの開発が増えていくと予想されるため、それらのデータを安全かつ低コストで保管するデータベースは必ず必要になってくるのでプロジェクトの将来性は有望だと思います。
「Binanceに登録したけどどの仮想通貨を買えばいいのか分からない」や「マイナーコインで一発当てたい」とお考えの方向けに分かりやすく紹介しています。
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Bluzelle(BLZ)とは?
Bluzelleは分散型アプリケーション(dApps)のため分散データベースプロトコルです。
仮想通貨としての表記はBLZとされており、「1BLZ=70円前後」で取引がされています。時価総額ランキングは130位前後で推移しています。
ホワイトペーパーは珍しく日本語対応がしているためよければご一読ください笑。
https://bluzelle.com/wp-content/uploads/2017/12/Bluzelle-White-Paper-Japanese_v2.pdf共同事業企業の中に三菱東京UFJ銀行も入っているため日本への取り組みも意欲的な印象があります。
公式サイトも分かりやすいため開発者にも好まれて使われそうです。
Bluzelleの特徴
- dApps開発者のための分散型データベースサービス
- データはブロックチェーン上に保管されるため一度保存されると改ざんがされない
- BLZとBNTの2種類のトークンを備えている
dApps開発者のための分散型データベースサービス
Ethereumのブロックチェーン上で動くdApps(Decentralized Applications)を開発する際にデータの保管と管理は非常に重要な問題になっています。全てをEthereumブロックチェーン上に保管しておくとその分コストが高くなりトランザクションのスピードも低下します。
Bluzelleはそうしたブロックチェーンのデータ保管と管理の問題を解決するプロジェクトです。
既存のインターネット上のデータベースと異なり、Bluzelleはswamと呼ばれるノードの集合体にデータを保管しているためサーバーダウンのリスクが低いことも特徴です。
保管したデータが改ざんされない
当然ですがBluzelleに保管されたデータはブロックチェーンテクノロジーを使っているため改ざんが不可能です。データベースサービスとして改ざんができないというのは大きなポイントですね。
ちょっと考えただけでも金融や保険のデータに利用できそうです。免許所とかマイナンバーカードもブロックチェーン上に保管しておけばデータ利用も便利にできますね。
BLZとBNTの2種類のトークンを備えている
Bluzelleは2種類のトークンを用いて運用されます。
- Ethereum ERC-20 トークン: BLZ
- Bluzelle ネットワークトークン: BNT
先ほど紹介したBinanceで取引ができるのがBLZの方ですね。
BLZは外部の取引所で交換可能なトークンなのでBluzelleと外部のトークンとの橋渡しになります。
BNTはBluzelle の消費者が支払いをし、生産者が獲得することが出来る、Bluzelle の暗号化経済圏におけるユーティリティートークンです。Bluzelleのサービスを利用する場合はBNTが必要になるため、取引所でBLZを購入してBNTに交換することが求められます。
BLZの将来性についてとも重なりますが、Bluzelleを使ったdappsが増えてBNTの需要が高まればその分BLZの価格も上昇することになります。
Bluzelleの将来性について
Ethereumブロックチェーンのデータベースというプロジェクトは非常に価値が高いと思います。イケハヤさんが現在ブログで紹介しているイーサエモンもEthereumブロックチェーン上で動くdAppsですが、今後はこうしたゲームやサービスが増えてくることから、その大量のデータをどこに安全に保管しておくかは全てのプロジェクトの重要なポイントになるからです。
しかし、BLZが大きく値上がりし続けるかは正直分かりません。
Bluzelleの収益モデルはBLZとBNTの交換トランザクションの手数料によって成り立っています。
Bluzelleを利用したい場合はBNTが必要なため普及すればその分需要も増えていくと考えられますが、ユーザーが上記の煩雑なトークンのやりとりをするデメリットがBluzelleを利用するメリットよりも大きいと感じるかは何とも分からないからです。
ホワイトペーパーには書かれていませんでしたが、将来的にはBNTを直接DEXで取引できるような仕組みが開発されるのでは?と期待しています。
2018年4月にはMVP((Minimum Viable Product)がローンチ予定とロードマップで発表しています。Binance上場して若干価格が落ち着いているので4月以降の状況に注目していきたいです。
最初にも書きましたが、大量なデータを保有する大企業向けのdAppsとして成長していけば大きく伸びる可能性を秘めている銘柄だと思います。
三菱東京UFJ銀行が予定している「MUFJコイン」のデータ保管に使われると発表されたりしたら日本人への認知度も増えそうですね。
ご一読有難うございました。