こんにちは。シロガネです。
資産管理はマネーフォワードで簡単に行えますが、ビットフライヤーとの連携は若干手順が面倒なので解説をします。以前記事に書きましたが、資産管理はなるべく時間をかけずに一括して行うのがベターなので仮想通貨の資産管理を取引所ごとに個別に行っている方は是非連携を試してみてください。
マネーフォワードの連携準備
早速マネーフォワードのアカウントにログインし、左側にある「登録金融機関⇒新規登録」をクリックしてください。
金融機関の登録画面に移動しますので、「FX・貴金属」のタブを選択し、「bitFlyer」をクリックしてください。
その後、「金融機関の登録」画面で口座情報を入力すれば連携が完了します。しかし、ビットフライヤーの登録は通常の金融機関とは異なり「API Key」と「API Secret」の入力が必要になるため少し手間がかかります。
ちなみにAPI Keyとは、あるWEBサイトが持つ機能を外部のサイトやアプリケーションで利用できるようにする際に発行する暗号鍵のことを指します。例としてはFacebookのアカウントを使ってインスタグラムにログインしたり、Facebook上での知り合いをインスタグラムで探すことができるように設定することです。違うサービス同士を連携させると相互で便利なためAPIを利用しますが、勝手に利用されると大変なことになるので暗号鍵を用いて外部から使われないようにしています。
ビットフライヤーのAPI情報の取得
マネーフォワードの連携の準備ができましたら、次はビットフライヤーのアカウントにログインしてください。ビットフライヤーの画面左側の「bitFlyer Lightning」を選択すると別サイトにジャンプします。
bitFlyer Lightningの画面になりましたら、左上の三本線を選択します。三本線を選択し、出てくるメニューの中から「API」を選んでください。
API画面に移動しても、最初はあなたのAPIキーが生成されていないため画面には何も表示されていません。AIPキーを作成するためには、を画面下部の「新しいAPIキーを追加」を選択してください。そうすると、これから作成するAPIキーで操作可能な権限を選択できます。基本的には初期のすべてにチェックが入っている状態で大丈夫ですが、外部から操作されることの心配な方は「資産残高を取得」「証拠金の状態を取得」「建玉の一覧を取得」の3つのみチェックをして「OK」を選択してください。
APIキーの作成が完了すると、下部に「API Key」と「API Secret」が新たに出てきます。この2つがマネーフォワードとビットフライヤーのあなたの口座情報を連携するAIPの暗号鍵です。それぞれコピーし先ほどのマネーフォワードの金融機関の登録画面に戻って貼り付けましょう。
マネーフォワードとビットフライヤーの連携の完了
API KeyとAPI Secretの入力をしたのち、「登録」を選択すると連携が完了します。
これでマネーフォワードの画面上でビットフライヤーの残高や資産の推移が確認できるようになりました。ほかの金融機関の登録はAPIキーは要求されない場合が多いですが、ビットフライヤーはセキュリティーを厳しくしているのでAPIキーの取得が求められるみたいです。一度連携が完了すればスマートフォンのアプリでも一覧で見ることができますので、日々の資産の管理にお役立てください。
*マネーフォワードは無料会員の場合は、連携できる金融機関のは10件までで、11件以上はプレミアム会員(月額480円)に加入する必要がありますのでご注意ください
連携の作業自体は簡単ですが、「APIキーって何?」って方も多いと思いますので上記の手順で連携をやってみてください。