意外と少ない…。

日本で流行しているとの声もある仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」だが、所持率は1割に満たず、認知度も半数弱。こんな調査結果をジャストシステムがまとめた。
ジャストシステムさんが調べた結果は意外でした。
以前ブログで「仮想通貨に投資している人は人口の1.6%位かな?」と予想しましたが、それよりは多いですね。

やっている人はアーリーアダプター
すでに投資をしている方はイノベーター理論で言うところの”アーリーアダプター”に該当します。
イノベーター理論とは1962年に米・スタンフォード大学の社会学者、エベレット・M・ロジャース教授(Everett M. Rogers)が提唱したイノベーション普及に関する理論で、商品購入の態度を新商品購入の早い順に五つに分類したものです。
イノベーター(Innovators:革新者):冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
ラガード(Laggards:遅滞者):最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%。(引用先:http://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/yougo/my02/my0219.html)
イノベーターほど先行していないが流行に敏感な層ということですが、いかがでしょうか?
16.5%が分岐点
またマーケティングの理論には「普及率16.5%の理論」というものも存在します。
イノベーターとアーリーアダプターの合計が16.5%ですが、ここまで普及するかでその後の階層であるアーリーマジョリティやレイトマジョリティに広がるかの分岐点になる、という理論です。
大多数の人が利用し、一気に全体に普及する分岐点が16.5%というとビットコイン(仮想通貨)はまだその段階からは遠いですね。
私も会社でビットコイン投資をやっていると言うと若干引かれます…ww。
インターネットと同じように普及する?
仮想通貨とその背景にあるブロックチェーンはインターネットやSNSと同じように社会に普及していくという主張もあります。
インターネットが日本で始まったのを1996年のYahooの登場とすると、その20年後には人口の90%以上が利用しているという普及の速度でしたが、そのスピードはこれから更に加速していくでしょう。
SNSも現在は人口の70%にまで普及していますが、2010年には5%前後でした。確実にテクノロジーの普及の速度は上がっています。
テクノロジーは互いが補完しあって拡大していく傾向がありますが、インターネット・SNSを土台に仮想通貨とブロックチェーンはものすごい速度で広がっていくと思います。
個人的には2020年にはブロックチェーンを利用したサービスや通貨が生活に利用されると予想しています。
そんな中でグーグルやAmazon・Facebookといった企業が生まれてきましたが、2018年現在の仮想通貨銘柄の中にこうした企業に成長していくものがでてきます。イーサリアムなんかはgoogleのようにプラットフォームとして普及していくかもしれません。
まだまだ拡大余地のある仮想通貨ですが、現在のところは先行者となれる可能性がありますので、まだの方は是非始めてみてください。ちょうど相場が下がっているので買い時かもしれませんww。