【仮想通貨】2018年は分散型インフラにイノベーションが起こる? 『Infrastructure Matters』レビュー

こんにちは。シロガネ@SNOWBALL EFFECTです。

TheCoffeeTimesさんのメルマガで説明されていた『nfrastructure Matters』という記事が非常に勉強になったのでシェアします。

仮想通貨のイノベーションの流れについて考察されている記事ですが、これから伸びていく銘柄を選ぶ参考になりました。

Infrastructure Matters
Transforming Ownership Through Infrastructure

分散型アセットと分散型アセットの流れが交互に起きる

we have already once seen a prolonged period of blockchain hype around financial infrastructure (as opposed to assets).

2013-2014年はEthereumやLitecoinのような通貨が登場しイノベーションが起きました。法定通貨と異なる分散型アセットが登場したことで、既存の市場が大きく変化する流れです。

2015-2016年はそれらアセットを使うためのHYPERLEDGERやChainといった分散型インフラが注目を集めました。

2017年はICOが活発化し、COSMOSのようにアセット同士の互換性を向上させるイノベーションが起きました。

画像の上にある「Pendulum of Innovation」とは「技術革新の振り子」とも訳せます。「分散型アセット」から「分散型インフラ」、そしてその逆という流れを振り子に例えています。

2018年のイノベーションの流れは?

「Pendulum of Innovation」の理論からいくと、2018年は分散型インフラのイノベーションが大きく発展すると予想されます。

2018年の右下にある「Decentralized infrastructure」は分散型インフラの意味です。

具体的には、DEX(Decentralized EXchange)と呼ばれる分散型取引所が挙げられます。複雑かつ高機能化したアセット(仮想通貨)を安全かつ迅速に取引できるDEXのニーズはコインチェックのハッキングの件もあり高まっています。

 

それ以外にも、ハードウェアウォレットの躍進も予想されます。図にある「Ledger」のようなハードウェアウォレットは個人の資産を守る有力な手段ですが、価格が非対応通貨があることや価格が高いといった問題点が指摘されます。ハードウェアウォレットはまだまだ種類も少ないため2018年は新規参入者が増えて機能も向上していくと思います。

 

アセットとインフラに交互にイノベーションが発生するのはある意味で当たり前の流れですが、仮想通貨はそのスピードが非常に速いように感じます。インターネットやSNSもソフトウェアとハードウェアの進化が交互に起こった流れは同じですが、1年程度のタームで振り子が動くのは非常にスピーディーです。

個別の銘柄を選ぶ際にはこうした技術の流れを把握しておくと先行者利益を得られるかもしれません。自分の資産が値下がりしたからといって思考停止してしまって勉強を止めないようにしたいですね。

 

ご一読有難うございました。

 

 

仮想通貨
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